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J-GLOBAL ID：201402272478770270   整理番号：14A0080030

空間的に完全に非等方的三角格子

Quantum disorder in the spatially completely anisotropic triangular lattice

著者 (2件)： HAUKE Philipp (Inst. Ciencies Fotoniques, Castelldefels, ESP) ,  HAUKE Philipp (Inst. Quantum Optics and Quantum Information, Austrian Acad. Sci., Innsbruck, AUT)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 87  号： 1  ページ： 014415.1-014415.16  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 層状磁性絶縁物/金属の中で磁気が電荷ドーピングのために遮断されていると超伝導体になる。また,無秩序量子相には二次元において分数化される励起がある。古典的秩序を壊して量子無秩序相にするためには,フラストレーションが決定的成分である。実際,多くの理論的研究がフラストレートした量子反強磁性体中に量子スピン液体があることを認めている。スピン液体は量子磁性の理解のために重要である。しかしどんな一般的環境の中でこれ等のエキゾチックな量子無秩序相が生じるかはまだ明らかでない。ここでは空間的に異方的な三角格子(SATL),空間的に完全に異方的な三角格子(SCATL)を,Takahashiの修正されて厳密に対角化されたスピン波理論を使って解析した。Heisenberg相互作用については,SALTの計算は実験的に長範囲秩序が見出されている幾つかの材料で量子無秩序が予測される。SCATLでは対応するパラメータの値は秩序基底状態を生じる。またXY相互作用を含む模型も研究し,光格子中の超冷原子における最新の技術に使われる。両方の相互作用で,拡張された量子無秩序相の兆候が見出された。

シソーラス用語： *三角格子 ,  フラストレーション効果 ,  *反強磁性 ,  *量子液体 ,  性質 ,  異方性 ,  スピン波 ,  対角化 ,  Heisenberg模型 ,  XY模型 ,  基底状態 ,  格子 ,  原子 ,  長範囲規則度 ,  光格子
準シソーラス用語： *スピン液体 ,  超冷原子 ,  不規則性 ,  無秩序性 ,  無秩序相 ,  量子相 ,  量子無秩序相

分類 (2件)： 磁性理論  (BM06020X) ,  格子理論  (BA08030M)

タイトルに関連する用語 (1件)： 三角格子