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J-GLOBAL ID：201402272664294992   整理番号：14A0506171

段階揚水試験に関する基礎的検討

著者 (1件)： 奥野日出 (アスカソイルコーナー)
資料名： 地下水技術  (Journal of Ground Water Technology)
巻： 54  号： 1  ページ： 1-9  発行年： 2012年04月20日 
JST資料番号： S0019A  ISSN： 0916-4154  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 段階揚水試験は,井戸の設計揚水量を求める目的で行われ,少ない一定揚水量から一定の揚水時間を定めて,5~7段階くらいで次第に揚水量を上げ,各段階の揚水量と最終の水位低下量を両対数グラフにプロットし,限界揚水量を求めている。段階揚水試験は,揚水対象の井戸の設計揚水量を求めるものであり,帯水層の真なる水理定数を求めるものではない。この試験で水理定数を求めるならば,段階揚水後の回復水位が平衡に達するまでの推移と時間を測定して,透水係数を試算する程度であろう。本文では,段階揚水試験の現状と基本的な課題について検討し,段階揚水試験の整理方法について考察した。なお,ここでは,深井戸を対象として,浅井戸については省略した。

シソーラス用語： 地下水 ,  *水利用 ,  揚水試験 ,  揚水量 ,  設計 ,  時間 ,  揚水 ,  水位低下 ,  透水係数 ,  帯水層 ,  深井戸 ,  定数 ,  水理学 ,  水資源
準シソーラス用語： 水理定数 ,  設計揚水量 ,  *地下水利用 ,  揚水時間

分類 (1件)： 地下水流  (RC10060Q)

タイトルに関連する用語 (1件)： 基礎的検討