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J-GLOBAL ID：201402272823744775   整理番号：13A0294807

鍼の効果-アキレス腱の腱付着部炎症のラットアキレス腱挿入におけるIL-6とiNOSの発現に対する治療

Effect of Fire-needle Therapy on the Expressions of IL-6 and iNOS in Achilles Tendon Insertion of Rats with Achilles Tendon Enthesiopathy

著者 (4件)： Shi Qingzhao (Fac. of Healthcare and Rehabilitation,Capital Inst. of Physical Education, Beijing) ,  Fang Xiaofang (Postgraduate Dep.,Capital Inst. of Physical Education, Beijing) ,  Zhou Jun (Fac. of Healthcare and Rehabilitation,Capital Inst. of Physical Education, Beijing) ,  Guo Jiajia (Postgraduate Dep.,Capital Inst. of Physical Education, Beijing)
資料名： Zhongguo Yundongyixue Zazhi  (Zhongguo Yundongyixue Zazhi)
巻： 30  号： 7  ページ： 650-655,678  発行年： 2011年 
JST資料番号： C2293A  ISSN： 1000-6710  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:アキレス腱の腱付着部炎症のラットアキレス腱挿入におけるIL-6とiNOSの陽性細胞発現に対する火鍼療法の効果を厳密に検査すること。方法:88匹の生後1か月の雄SD系ラットを,健常群(C群,n=8)とモデル群(M群,n=80)にランダムに分けた。M群のラットを,電気刺激装置を用いて合計8週間,日に1度,1週につき6日,段階的に電圧を増加させて強制的に跳ばせた。跳ばせる時間は,10分の静止時間の間隔をおいて50分であった。そのようにして8週間跳ばせた後,M群のラットは,1日1-穿刺治療群(1P)とそれに対応する対照群,1日4-穿刺治療群(4P)とそれらの対応する対照群に,再びランダムに分けた。標本抽出は,1P群では,穿刺後それぞれ1日目,2日目,3日目と4日目,4P群では,穿刺後2日目に始めた。対照群では標本抽出を穿刺後1日目に行った。アキレス腱のIL-6とiNOS陽性細胞での,形態的な構造(HEで染色)と発現変化,およびラット右後部足へのその挿入が見られた。結果:(1)正常な対照群と比べたところ,典型的な腱付着部における炎症が群Mで生じた。(2)IL-6,iNOS陽性細胞が主にアキレス腱に現れ,繊維化軟骨と石灰化軟骨,関節面軟骨が見られた。対照群で,1,2,3,4,5日目にアキレス腱,繊維化軟骨と石灰化軟骨および関節面軟骨においてIL-6陽性細胞が見られ,治療群では4,5日目にそれらがC群と比べて有意に多くなった(P<0.01,P<0.05)。1日目,C群と治療対照群との間で,踵骨領域のIL-6陽性細胞における有意差が見られた(P<0.05)。治療群において,4日目に線維化軟骨のIL-6陽性細胞,そして5日目に関節面のIL-6陽性細胞が,それらに対応する対照群におけるものより有意に少なくなった(P<0.05)。(3)対照群において,1日目,2日目,3日目,4日目,5日目に,アキレス腱,線維化軟骨と石灰化軟骨,関節面軟骨のiNOS陽性細胞の発現と,治療群における4,5日目のそれらとは,C群と比べて有意に高かった(P<0.01,P<0.05)。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *筋炎 ,  *炎症 ,  インターロイキン6 ,  一酸化窒素シンターゼ ,  *鍼療法 ,  *電気刺激 ,  ラット ,  電圧変動 ,  標本抽出 ,  軟骨 ,  関節炎 ,  関節軟骨 ,  病態モデル
準シソーラス用語： iNOS ,  *アキレス腱周囲炎 ,  線維軟骨 ,  電圧上昇 ,  軟骨石灰化

分類 (2件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B) ,  東洋医学  (GA04000I)

タイトルに関連する用語 (7件)： 鍼 ,  アキレス腱 ,  腱付着部炎 ,  ラット ,  iNOS ,  発現 ,  治療