飲料摂取によって影響されるストレスレベルの多面的評価

MORIYAMA Tsuyoshi; YOTO Ai; YOKOGOSHI Hidehiko

文献

J-GLOBAL ID：201402272862474157 整理番号：14A0542944

飲料摂取によって影響されるストレスレベルの多面的評価

Multimodal Evaluation of Stress Level Affected by Beverage Intakes

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資料名：
巻： 12 号： 2 ページ： 267-274 (J-STAGE) 発行年： 2013年
JST資料番号： U0401A ISSN： 2187-5413 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

本研究では,精神的側面に関する飲食物の介入効果を測定するための顔表情の自動画像分析を提案した。人間の被験者に対して非侵襲的かつ非接触的な顔表情分析は,感情的・生物的状態に起因する自然な行動を安全かつ低コストに長期にわたって測定できるという意味で有望である。本論文では,従来のセンサからの出力と顔の筋肉活動の画像分析の両方に関して,被験者が試験サンプルを摂取する前後での比較,および様々な試験サンプルの効果についての比較の分析を示した。本実験では,被験者(4名の若い成人,うち2名は男性で残り2名は女性)は,2回の分かれた実験期間において,ランダム化されクロスオーバするように設計された調査に参加した。水と緑茶(それぞれ250mL)を試験サンプルとして使用した。測定は,1)摂取前,2)摂取後30分,3)摂取後60分に記録された。各測定の間に,被験者には20分間の暗算作業(AT)をストレッサとしておこなってもらった。実験結果は,顔表情の自動画像分析は,食物によって影響される気分やストレスレベルの変化を評価するのに有用なツールのひとつである可能性を示唆した。(翻訳著者抄録)

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パターン認識

引用文献 (8件)：

1. Xiao, J., Moriyama, T., Kanade, T., and Cohn, J.F.; Robust Full-Motion Recovery of Head by Dynamic Templates and Re-Registration Techniques, Int'l J. Imaging Systems and Technology, 13, pp.85-94 (2003).
2. Ekman, P. and Friesen, W.; Facial Action Coding System, Consulting Psychologists Press (1978).
3. Moriyama, T., Kanade, T., Xiao, J., and Cohn, J.F.; Meticulously Detailed Eye Region Model and Its Application to Analysis of Facial Images, IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence, 28(5), pp.738-752 (2006).
4. Vision Data Recorder VD-100, http://www.dhands.co.jp/vd100/html/vd100.htm.
5. May, J.G., Kennedy, R.S., Williams, M.C., Dunlap, W.P. and Brannan J.R. (1990). Eye movement indices of mental workload, Acta Psychologica, Elsevier, 75(1), pp.75-89.

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