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J-GLOBAL ID：201402272989373600   整理番号：14A0227970

キャビテーション微小気泡群放電を用いた水処理

著者 (8件)： 猪原哲 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  廣幡大樹 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  小湊佑一 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  山部長兵衛 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  池英昭 (安川電機) ,  吐合一徳 (安川電機) ,  平林和也 (安川電機) ,  玉川雅章 (九州工大 大学院生命体工学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 132  号： 8  ページ： 656-663  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,新しい水処理法としてキャビテーション微小気泡群場での放電を利用した方法を提案し,処理効果の実証と諸特性を評価することを目的として実験を行った。その結果,キャビテーション生成のみでは色素の試料であるインジゴカルミン溶液は脱色されなかったが,放電を付加することによって脱色されたので,キャビテーション微小気泡群の水処理効果が実証された。そして,放電発光スペクトルの観測から,ラジカル生成を確認した。また,電極配置を水流の方向に対して垂直配置あるいは平行配置にした場合で脱色効果を比較すると,平行にしたほうが約2倍の脱色効果が得られた。

シソーラス用語： *キャビテーション ,  *気泡 ,  *水処理 ,  発光スペクトル ,  *放電 ,  脱色 ,  実証実験 ,  距離 ,  電極 ,  電力 ,  光吸収 ,  吸収係数 ,  放射強度 ,  配置 ,  スルホン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  ジケトン ,  吸光度 ,  診断用薬
準シソーラス用語： 微小気泡 ,  電極間距離 ,  放電電力 ,  発光強度 ,  電極配置

分類 (1件)： 用水の化学的処理  (SC02040E)

物質索引 (1件)： インジゴカーミン

引用文献 (29件)：

• (1) オゾンニュース,No. 62,pp. 11-13,日本オゾン協会 (2007-1-15)
• (2) H. Benbelkacem, S. Mathe, and H. Debellefontaine : “Ozonation of Crotonic Acid Solutions: Comparison of Two Methods for the Determination of the Rate Constant”, <i>Ozone Sci. & Eng.</i>, Vol. 26, No. 5, pp. 415-427 (2004)
• (3) D. B. Ward, C. Tizaoui, and M. J. Slater : “Extraction and Destruction of Organics in Wastewater Using Ozone-Loaded Solvent”, <i>Ozone Sci. & Eng.</i>, Vol. 26, No. 5, pp. 475-486 (2004)
• (4) B. Ning, N. Graham, Y. Zhang, M. Nakonechny, and M. G. El-Din : “Degradation of Endocrine Disrupting Chemicals by Ozone/AOPs”, <i>Ozone Sci. & Eng.</i>, Vol. 29, No. 3, pp. 153-176 (2007)
• (5) L. A. Fernandez, M. Bataller, R. P. Rey, E. Veliz, C. Hernandez, and C. Alvarez : “Use of Ozone in the Decolorization of Sugar Industry Liquors”, <i>Ozone Sci. & Eng.</i>, Vol. 28, No. 4, pp. 261-267 (2006)

タイトルに関連する用語 (4件)： キャビテーション ,  微小気泡 ,  放電 ,  水処理