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J-GLOBAL ID：201402273215506876   整理番号：14A0224784

マイクロ光共振器における時間ソリトン

Temporal solitons in optical microresonators

著者 (8件)： HERR T. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Lausanne, CHE) ,  BRASCH V. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Lausanne, CHE) ,  JOST J. D. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Lausanne, CHE) ,  WANG C. Y. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Lausanne, CHE) ,  KIPPENBERG T. J. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Lausanne, CHE) ,  KONDRATIEV N. M. (M. V. Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  GORODETSKY M. L. (M. V. Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  GORODETSKY M. L. (Russian Quantum Center, Skolkovo, RUS)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 8  号： 2  ページ： 145-152  発行年： 2014年02月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 連続波レーザーに駆動された非線形マイクロ光共振器において,時間散逸ソリトンが観測された。高Q共鳴の有効なゼロ離調点を通してレーザー周波数を調整し,その結果,有効な赤方離調ポンピングが生じたとき,ソリトンが自発的に生成した。ソリトン状態への転移には,共振器透過率の不連続なステップという特徴があった。このソリトンは,長期的に安定であり,ソリトンの数をポンプレーザーの離調を通して制御できた。こうした観測結果は,数値シミュレーションやソリトン理論と一致する。単一ソリトン領域で作動すれば,フェムト秒パルス列の連続出力結合がマイクロ共振器から直接可能になる。この方法によって,広帯域のレーザー利得媒質や可飽和吸収体が利用できないスペクトル領域において,超短パルスを合成できる。周波数領域では,単一ソリトン状態は,スペクトルエンベロープが滑らかな低雑音の光周波数コムに相当する。これは,広帯域分光法,通信,天文学,低雑音マイクロ波生成への応用に重要である。Copyright Nature Publishing Group 2014

シソーラス用語： 数値解析 ,  *微小共振器 ,  周波数 ,  可飽和吸収体 ,  連続レーザ ,  フェムト秒 ,  周波数領域 ,  光ポンピング ,  *光ソリトン ,  時間依存性 ,  非線形性 ,  計算機シミュレーション ,  共鳴 ,  Q値 ,  透過率 ,  離調
準シソーラス用語： 光周波数コム

分類 (1件)： 非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (2件)： 光共振器 ,  時間ソリトン