抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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研究対象は,動植物の細胞を包んでいる脂質分子膜で,特に流動性のある流体膜と呼ばれている膜である。本研究では,この流体膜において,膜の内部と外部の圧力差がないときの膜の形態変化の相転移現象を明らかにすることを目的としている。方法は,球面を3角形分割し,自分自身とは交わらないという自己回避性を仮定した3角形格子を対象としてMonte Carlo法で計算した。また,膜の流動性を表すためにbond flipを行った。その結果,圧力差がないとき,2次の相転移現象があるという予想が得られた。(著者抄録)