抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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石油関連事象は世界の不確実性と複雑性を増加させている。本報は,事象研究法とAR-GARCHモデルを使って,世界石油価格に対する4種類の石油関連事象の影響を調べた。Googleの検索クエリーボリュームから導いたこれら事象に関するインターネット情報を解析に導入して,石油関連事象への市場応答の大きさと重要性を特定した。その結果,各種石油事象に応答する世界石油価格は特別なことを示している。世界の金融危機の影響を反映する累積異常戻りは,先ず低下して次に上昇に転じ,他の石油関連事象で生じる累積異常戻りは,より強い持続効果を示す。石油価格戻りに対する世界金融危機の影響は大きくマイナスであるが,リビア戦争とハリケーンの影響は大きくプラスである。しかし,各種OPEC生産発表に対する石油価格の反応は不整合である。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.