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J-GLOBAL ID：201402273554831743   整理番号：14A0032652

アニオン交換樹脂上の2価/1価選択性と多塩基酸の2次相互作用

Divalent/Monovalent Selectivities and Secondary Interactions of Multibasic Acids on Anion Exchange Resins

著者 (5件)： INUI Akihiro (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  HAMA Chihiro (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  KATSURAGAWA Tomoaki (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  IWATA Shuichi (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  YUCHI Akio (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 52  号： 47  ページ： 16880-16886  発行年： 2013年11月27日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無機多塩基酸のイオン交換は多くの研究があるが,有機多塩基酸のイオン交換研究はほとんどない。そこで,交換容量と架橋度の異なる3種の強塩基性アニオン交換樹脂上のBr^-1の,5種のアルカノエート(MC_m),リン酸塩,および8種のアルカンジオエート(DC_n)(m,n=炭素原子数)によるイオン交換の平衡を分析し,モノアニオンとジアニオンに対する選択係数K₁₁とK₂₁を,交換率(%E)の関数として評価した。%Eの増加に伴う,MC_mのK₁₁の減少は,樹脂相におけるMC_mの水和による妨害のためであり,DC_nのK₁₁の増大は,交換した酸性アニオン間の分子間水素結合のためと考えられる。DC_nのlogK₂₁がnの変化に対して最小を示す理由を考察した。

シソーラス用語： *陰イオン交換樹脂 ,  選択性 ,  塩基組成 ,  脂肪族アルコール ,  リン酸塩 ,  ジオール ,  電離平衡 ,  *係数 ,  *交換相互作用 ,  分子間水素結合 ,  有機塩基 ,  *選択係数 ,  グリコール類
準シソーラス用語： *アニオン交換樹脂 ,  アルカノール ,  アルカンジオール

分類 (3件)： イオン交換  (CC01020L) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I) ,  化学プロセスの解析  (XC01030R)

タイトルに関連する用語 (2件)： アニオン交換樹脂 ,  相互作用