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J-GLOBAL ID：201402273670015341   整理番号：14A0762682

池田湖の底質環境の経年変化

AGING PROCESS OFTHE DEPOSIT ENVIRONMENT OF LAKE IKEDA

著者 (5件)： 日高正康 (鹿児島大学 水産学部漁業工学分野) ,  西隆一郎 (鹿児島大学 水産学部水産生物・海洋学分野) ,  前田広人 (鹿児島大学 水産学部食品・資源利用学分野) ,  内山正樹 (鹿児島大学 水産学部附属練習船南星丸) ,  福田隆二 (鹿児島大学 水産学部附属練習船南星丸)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 69  号： 2  ページ： I.904-I.909 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鹿児島県では深水層における低酸素化,無酸素化の拡大は湖底表層堆積物中の窒素やリンの溶出を助長し, さらなる富栄養化につながるという懸念から,定期的に池田湖の水質調査を実施している.しかしながら底質とくに湖底堆積物の化学分析についての報告は少ない.そこで本研究では年間(15か月)を通じて採取した底泥試料を用いて,底質汚濁の化学的指標の一つである硫化物含量を基に, 池田湖の底質の季節変化を水温躍層の形成過程の観点から明らかにすることにした.その結果, 硫化物濃度は成層期の終わりに極大となり, 逆に循環期には低下することがわかった. また, 近年の温暖化の進行により湖水の上下混合の程度が弱まることによって, 湖底の硫化物濃度の上昇を起こす可能性を示唆した.(著者抄録)

シソーラス用語： *湖沼 ,  *底質 ,  *年年変動 ,  水深 ,  試料採取 ,  水温 ,  水質試験 ,  硫化物 ,  重量損失 ,  季節的変動 ,  温度躍層
準シソーラス用語： 強熱減量 ,  池田湖

分類 (1件)： 湖沼汚濁  (SB02030Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 池田湖 ,  底質環境 ,  経年変化