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J-GLOBAL ID：201402274138490119   整理番号：14A1043106

凍結融解サイクルが再生半水石膏と石炭灰を含むセメント安定処理土の強度と物理特性に及ぼす影響

Effect of freeze-thaw cycles on the strength and physical properties of cement-stabilised soil containing recycled bassanite and coal ash

著者 (2件)： SHIBI Toshihide (Dep. of Geoscience, Shimane Univ., 1060, Nishikawatsu, Matsue, Shimane 690-8504, JPN) ,  KAMEI Takeshi (Dep. of Civil and Environmental Engineering, Univ. of Miyazaki, 1-1, Gakuen Kibanadai-nishi, Miyazaki 889-2192, JPN)
資料名： Cold Regions Science and Technology  (Cold Regions Science and Technology)
巻： 106-107  ページ： 36-45  発行年： 2014年10月 
JST資料番号： A0504B  ISSN： 0165-232X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土質材料は凍結融解サイクルの基で物理的に劣化するので,季節凍結を経験する地域において,如何に凍結融解サイクルが人工材料の特性に影響を及ぼすかを知ることは重要である。凍結融解サイクルの変化が半水石膏と石炭灰を含むセメント安定処理土の耐久性に及ぼす影響を,季節凍結地域のアースワークプロジェクトに於いて,半水石膏の使用を促進するために定量化した。この目的のために,非常に柔らかい粘土を乾燥度密度5%セメント含量で安定処理し,それに半水石膏と石炭灰を種々の割合で混ぜた。これらの安定処理土試料を,28日の養生の後,種々回数の凍結融解サイクル(5サイクルまで)を繰り返した。一軸圧縮強さといくつかの物理特性を,凍結融解サイクルの後に調べた。その結果,半水石膏と石炭灰の両添加は安定処理土の強度と耐久性をかなり改善させ,一方,石炭灰のみの添加は,強度改善にネガティブの影響を及ぼすことが分かった。一軸圧縮強さは,半水石膏と石炭灰の量と共に増加した。凍結融解の耐久性影響に関しては,凍結融解作用の最初または2サイクルにおいて,安定処理をした場合と未処理の場合の両方共一軸圧縮強さが著しく減少したが,それ以上サイクルを増やしても更なる影響はなかった。両添加物の使用は耐久性を改善し,凍結していない安定処理土に比べて65~85%の強度を保った;どちらか一方の添加物使用では強度は55~65%;添加物を用いなければ50%であった。凍結融解サイクルが含水率および乾燥密度に及ぼす影響は,添加物含有量の影響に比べれば無視して良い。凍結後の体積は凍結融解サイクルの回数に従って僅かに増加するが,しかし,融解後の体積は僅かに減って最初の融解過程で最少になる。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *熱サイクル ,  *硫酸塩鉱物 ,  *石炭灰 ,  *ソイルセメント ,  *圧縮強さ ,  耐久性 ,  セメント安定処理 ,  凍結融解
準シソーラス用語： 一軸圧縮強さ ,  再生半水石膏 ,  *凍結融解サイクル ,  *半水石膏

分類 (2件)： 雪氷工学,寒中工事  (RC03000S) ,  地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 凍結融解サイクル ,  半水石膏 ,  石炭灰 ,  セメント安定処理土 ,  物理特性