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J-GLOBAL ID：201402274154376563   整理番号：14A1043042

乱流による粗表面からの粒子の再懸濁の進歩

Progress in particle resuspension from rough surfaces by turbulent flows

著者 (2件)： HENRY Christophe (Inst. of Fluid-Flow Machinery, Polish Acad. of Sci., Fiszera 14 st., Gdansk 80-231, POL) ,  MINIER Jean-pierre (EDF R&D, Fluid Dynamics, Power Generation and Environment, 6 quai Watier, Chatou 78400, FRA)
資料名： Progress in Energy and Combustion Science  (Progress in Energy and Combustion Science)
巻： 45  ページ： 1-53  発行年： 2014年12月 
JST資料番号： C0570A  ISSN： 0360-1285  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報告では,壁面に付着した粒子が流れ場の中で再び流れに乗ることができる再懸濁プロセスを取り扱う。最初に,粒子の再懸濁に対する新しいイメージすなわち新しいモデルを示した。次に,新しいモデルと実験的解析を両立させる一般的な枠組みを前進させた。これらの相互作用は流体力学,界面化学および表面粗度という3種類の具体的な場に関連した粒子-流体,粒子-表面および粒子間に働く力に基づいている。特に,壁沿いに粒子を捕獲し,粒子の動力学を模擬するための新しいモデルが古典的な静的アプローチを超えていることを強調した。初めに表面に1層だけ粒子が付着して,再び流れに戻る場合の解析例を展望した。実験結果を総括することによって基本的な機構が明らかになり,粒子-流体と粒子-表面の相互作用の間のバランスによって粒子の再懸濁が起きることが導かれた。ここで示した粒子と表面の相互作用は表面の不均一性(粗さ)によって影響を受ける。いくつかの数値解析モデルを提案し,階層的モデル近似に基づいて総合的に検討した。また理解が不十分な多層粒子の再懸濁機構の概要を示した。その場合の再懸濁は(付着とか衝突を通した)粒子間の相互作用と無関係に,粒子-流体および粒子-表面の相互作用にも影響を与えた。最後に,過去の研究で明らかにされなかった問題だけでなく,今後検討すべき領域を示唆した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 粗面 ,  *乱流 ,  *固体粒子 ,  懸濁液 ,  浮遊 ,  流れ場 ,  解析モデル ,  数値解析 ,  流体力学 ,  *界面化学 ,  表面粗さ ,  流体流 ,  表面 ,  壁面 ,  動力学 ,  計算機シミュレーション ,  付着 ,  相互作用 ,  階層構造 ,  多層 ,  エントレインメント ,  文献展望
準シソーラス用語： 再懸濁

分類 (2件)： 界面化学一般  (CB12010J) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 乱流 ,  粗表面 ,  再懸濁