「海水からの高品位資源の獲得に向けた分析技術と分離技術」 酸化還元酵素を用いたビスフェノールAとその誘導体の除去

高橋あゆみ; 木村悠二; 山田和典

文献

J-GLOBAL ID：201402274227466663 整理番号：14A0994019

「海水からの高品位資源の獲得に向けた分析技術と分離技術」酸化還元酵素を用いたビスフェノールAとその誘導体の除去

Removal of Bisphenol A and Its Derivatives with Oxidoreductases

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資料名：
巻： 68 号： 4 ページ： 242-250 発行年： 2014年08月01日
JST資料番号： F0235A ISSN： 0369-4550 CODEN： NKAGBU 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：文献レビュー発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

ビスフェノールA(BPA)は内分泌かく乱作用を有すると疑われる化学物質の1つで,特に環境中への拡散が著しくその影響は地表水だけでなく海洋にも及び,魚類,両生類,鳥類などの生態系への影響が多く報告されている。BPAやその誘導体の化学的処理法に関する研究は現在でも幅広く行われているが,反応効率の低さ,副生成物の生成,反応生成物の残存などといった問題も残っている。その解決法の1つとしてフェノール化合物の転移や酸化を特異的に触媒する酵素の機能が注目されている。本論文では,西洋わさび,および大豆ペルオキシダーゼ,マッシュルームチロシナーゼ,ラッカーゼなどの酸化還元酵素がBPAやその誘導体を反応性の高い中間体へ転化する触媒作用を利用した除去法について紹介する。

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水質調査測定一般 , 水中の汚染物質の物理分析

引用文献 (59件)：

L. J. Mills and C. Chichester, “Review of evidence: are endocrine-disrupting chemicals in the aquatic environment impacting fish populations?”, Sci. Total Environ., 343, 1-34 (2005)
T. Colborn, F. S. vom Saal and A. M. Soto, “Developmental effects of endocrine-disrupting chemicals in wildlife and humans”, Environ. Health Perspect., 101, 378-384 (1993)
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「海水からの高品位資源の獲得に向けた分析技術と分離技術」 酸化還元酵素を用いたビスフェノールAとその誘導体の除去

「海水からの高品位資源の獲得に向けた分析技術と分離技術」酸化還元酵素を用いたビスフェノールAとその誘導体の除去