抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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新しい動き補償予測としてLocal Intensity Compensation(LIC)が提案されている。LICは着目ブロックを複数の参照ブロックの線形結合を用いて予測する。スパース表現はある信号をできるだけ少数の基底信号の線形結合で近似する手法である。スパース表現はLICに適用可能であり,予測精度を改善することが報告されている。動画像符号化では,予測によって生じた誤差に離散コサイン変換(DCT)を施し,得られたDCT係数を符号化する。本研究では,DCTの基底をLICに用いる参照ブロックの候補に加える手法を提案する。実験の結果,提案手法は予測のききにくい動画において予測精度を改善するが,計算時間が増大することが示された。(著者抄録)