文献
J-GLOBAL ID:201402274550637418   整理番号:14A1136391

ダイヤモンド電極を用いた電解還元によるCO2と海水を原料とした有機物合成

著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号: 10  ページ: 46-49  発行年: 2014年10月10日 
JST資料番号: L1693A  ISSN: 0918-7510  CODEN: KUENE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,二酸化炭素の資源化や循環利用の観点からCO2を原料とした物質合成が注目されている。ボロンドープダイヤモンド(BDD)電極は,水素過電圧が高くH2生成が少ないため,電解還元を行う際にBDD電極を用いることで,効率的にCO2の電解還元が行える。マイクロ波化学蒸着(MPCVD)を用いてBDD電極を作製し,支持電解質として過塩素酸テトラブチルアンモニウムまたはNaClを,更にCO2飽和電解液を用い,CO2の電解還元を1時間行った。生成物は,ホルムアルデヒド,ギ酸,水素であった。ホルムアルデヒドは工業的にはメタノールの酸化により得られるが,BDD電極を用いることでCO2からホルムアルデヒドが高効率で生成されたのは,CO2が還元して生成されたギ酸が,さらに還元されてホルムアルデヒドになったと予想される。CO2の換わりにギ酸を電解液に加えて電解還元を行ったところ,約80%のファラデー効率でホルムアルデヒドが生成された。また電解液に海水を加えた場合,電解液が電子とプロトン源になる。従って,資源として豊富に存在し,導電性の高い海水を電解液として用いることができれば,CO2と海水から有用な物質を作ることが可能になる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光化学一般 

前のページに戻る