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J-GLOBAL ID：201402274572288611   整理番号：13A1961778

人工筋肉へのソフトマテリアルの応用 -電気駆動ソフトアクチュエータ-

Applications of Soft Materials to Artificial Muscles -Electrically Driven Soft Actuators-

著者 (1件)： 安積欣志 (独立行政法人産業技術総合研究所 関西センター 健康工学研究部門 人工細胞研究グループ)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 31  号： 5  ページ： 448-451 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ロボット用アクチュエータとして筋肉を模倣した様々な人工筋肉材料の開発が進められているが,本稿では,合成高分子を用いた電気泳動ソフトアクチュエータの原理,性能や応用展開について解説した。これは高分子アクチュエータと呼ばれているもので,電圧で変形し軽量,ソフトで加工性がよいなどの利点がある。電歪現象や静電効果を用いた電圧駆動型と,酸化還元電流や充電放電電流に基づいた電流駆動型がある。様々な導電性高分子,カーボンナノチューブ,電歪高分子や誘電エラストマーなどのアクチュエータ材料を紹介した。最後に,電場駆動ソフトアクチュエータの応用展望として,触覚デバイス,カテーテル先端制御デバイスなどの医療・福祉デバイス,生物模倣や水中マイクロロボットなどのロボット応用,宇宙応用,変形を利用した様々なセンサや環境発電応用などを紹介した。

シソーラス用語： *人工筋肉 ,  軟質材料 ,  *アクチュエータ ,  高分子 ,  ロボット構成要素 ,  電気泳動 ,  カーボンナノチューブ ,  電歪 ,  ゴム
準シソーラス用語： ソフトアクチュエータ ,  *高分子アクチュエータ ,  合成高分子 ,  電気駆動 ,  誘電エラストマ

分類 (1件)： ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A)

引用文献 (11件)：

• BAR-COHEN, Y. (ed.). Electroactive Polymer (EAP) Actuators as Artificial Muscles. 2004
• MADDEN, J. D. W. Artificial muscle technology : Physical principles and naval prospects. IEEE J. Oceanic Eng. 2004, 29, 3, 706-728
• KING, A. M. Force generation for locomotion of vertebrates : Skeletal muscle overview. IEEE J. Oceanic Eng. 2004, 29, 3, 684-691
• KIM, K. J. (ed.). Electoactive Polymers for Robotic Applications. 2007
• CARPI, F. (ed.). Biomedical Applications of Electroactive Polymer actuators. 2009

タイトルに関連する用語 (5件)： 人工筋肉 ,  ソフトマテリアル ,  応用 ,  電気駆動 ,  ソフトアクチュエータ