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J-GLOBAL ID:201402274578527120   整理番号:14A0786886

2次元金属ナノ構造体が示す強い局所光学活性:近接場円二色性イメージング

Strong Localized Optical Activity in Two-Dimensional Metal Nanostructures: Near-Field Circular Dichroism Imaging
著者 (6件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 312-318 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: F0940B  ISSN: 0388-5321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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キラル形状を有するナノ構造は光学活性を示す。キラルナノ構造の光活性はナノ構造全体での局所部位寄与の積分として近似できる。本報では,100nmスケール空間分解円偏光二色(CD)イメージングを実現する著者らによる最新の実験的努力を示した。S型金ナノ構造のCDイメージング結果を巨視的に得たCDスペクトルと比較した。二つの掌性の局所CD信号は個別ナノ構造に共存し,CDの空間分布はナノ構造のキラル対称性を反映した。局所CD信号をナノ構造全体で積分した場合,その値は最大局所CD信号の約1%であり,巨視的CD信号とほぼ一致した。ナノ構造試料の光活性の巨視的測定で微小なCD信号だけを観察しても,おそらく大きな局所CD信号が存在することを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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光物性一般  ,  顕微鏡法 
引用文献 (27件):
  • 1) “Circular Dichroism: Principles and Applications”, ed. by N. Berova, K. Nakanishi and R.W. Woody (Wiley-VCH, New York, 2nd edn, 2000).
  • 2) B. Kahr and J.M. McBride: Angew. Chem., Int. Ed. Engl. 31, 1 (1992).
  • 3) X. Huang, C. Li, S. Jiang, X. Wang, B. Zhang and M. Liu: J. Am. Chem. Soc. 126, 1322 (2004).
  • 4) M. Kuwata-Gonokami, N. Saito, Y. Ino, M. Kauranen, K. Jefimovs, T. Vallius, J. Turunen and Y. Svirko: Phys. Rev. Lett. 95, 227401 (2005).
  • 5) A. Potts, A. Papakostas, D.M. Bagnall and N.I. Zheludev: Microelectron. Eng. 73-74, 367 (2004).
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