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J-GLOBAL ID：201402274628928163   整理番号：14A0063876

溶媒抽出:抽出冶金の背後にある配位化学

Solvent extraction: the coordination chemistry behind extractive metallurgy

著者 (6件)： WILSON A.Matthew (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  BAILEY Phillip J. (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  TASKER Peter A. (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  TURKINGTON Jennifer R. (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  GRANT Richard A. (Johnson Matthey Technol. Centre, Reading, GBR) ,  LOVE Jason B. (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 43  号： 1  ページ： 123-134  発行年： 2014年01月07日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： このレビューは抽出冶金において有価金属の分離と濃縮を達成するため用いられる市販溶媒抽出過程に関する配位化学を記述した。抽出冶金のフローシートを示すと共にフローシートの理想化した表示,すなわち鉱石浸出(混合金属溶液調製)→抽出(有機溶媒中の選出金属)→ストリッピング(水溶液中の選出金属)→還元反応(還元剤)の流れを明らかにした。また,種々の分類の市販溶媒抽出剤使用を実証する配位化学をレビューした。この化学が良く理解されそして水非混和性相に形成される集合体構造が最大定義された例に焦点を当てた。外殻配位圏と同様に内殻配位圏における相互作用をしばしば含む配位化学の理解は有機相へ金属移動の強さと選択性を通常説明して新しい試薬とプロセスの設計を支援できる。金属カチオンの抽出,金属酸塩アニオンの抽出,金属塩の抽出剤及び相乗的と他の抽出剤の具体例を紹介した。

シソーラス用語： *溶媒抽出 ,  冶金 ,  *湿式製錬 ,  化学 ,  *配位結合 ,  配位化合物 ,  *抽剤 ,  作用機序 ,  金属イオン ,  イオン輸送 ,  選択性 ,  相溶性 ,  相分離 ,  溶解度 ,  分子集合体 ,  静電相互作用 ,  疎水性相互作用 ,  溶媒効果 ,  分子間相互作用 ,  流れ図 ,  浸出 ,  浸出液 ,  ストリッピング ,  還元剤 ,  プロセス設計 ,  ドラッグデザイン ,  逆ミセル ,  ミセル形成 ,  ミセル効果 ,  相乗作用 ,  pH依存性 ,  錯体生成 ,  抽出平衡 ,  教育 ,  技術展望 ,  極性溶媒
準シソーラス用語： イオン選択性 ,  テュートリアル教育 ,  プロセスフローシート ,  抽出剤 ,  抽出冶金 ,  配位化学 ,  非混和性 ,  分子集合 ,  薬剤設計

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  精錬  (WD02040L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 溶媒抽出 ,  抽出冶金 ,  配位化学