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J-GLOBAL ID:201402274648487244   整理番号:13A1487097

オキシフルオリドガラスセラミックにおけるEr(3+)イオンの微細構造およびアップコンバージョン発光に及ぼすアルミナ含有量と熱処理の影響

Effect of alumina content and heat treatment on microstructure and upconversion emission of Er(3+) ions in oxyfluoride glass-ceramics
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巻: 30  号: 12  ページ: 1228-1234  発行年: 2012年 
JST資料番号: W0092A  ISSN: 1002-0721  CODEN: JREAE6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,オキシフルオリドガラスセラミックの微細構造およびEr(3+)0.5mol.%)発光に及ぼすアルミナ含有量並びに熱処理温度および時間の影響を調査した。本研究では,SiO_2/Al_2O_3の比率に1.8(SA1.8Er0.5)と2.18(SA2.18Er0.5)の2つの値を選んだ。DTA結果に従い,前駆体ガラスを630°C,660°C,690°Cで4時間熱処理し,またいくつかのガラスを630°Cで48時間および72時間熱処理した。結果より,アルミナ含有量がガラスの相分離や粘度に著しい影響を及ぼすことがわかった。よって,熱処理中に沈殿したナノCaF_2結晶の大きさ,粒度分布,および体積濃度は,ガラスのアルミナ含有量により異なるものとなった。アルミナ低含有量のガラスでは沈殿したCaF_2結晶のサイズが小さいため,これらのサンプルは優れた透明度を維持し,アルミナ高含有量のガラスよりも結晶サイズ分布が狭かった。温度が630から690°Cに上昇するに伴い,結晶径が著しく増加した。一方,両方のガラスの熱処置時間を引き延ばすと,結晶径がわずかに増加した。結果より,低アルミナ含有量のガラス(SA2.18Er0.5)のCaF_2ナノ結晶の大きさを一桁制御したことがわかった。熱処理時間および温度が増すとEr(3+)イオンがCaF_2結晶相に取り込まれ,アップコンバージョン強度が著しく増加した。690°Cで4時間の熱処理後,SA1.8Er0.5とSA2.18Er0.5サンプルのそれぞれで,平均サイズ80nmと30nmの小結晶が形成されたことが原子間力顕微鏡(AFM)で明らかになった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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ガラスの性質・分析・試験 

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