抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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農地から発生する砂塵は,農業生産の基盤となる表土の亡失のみならず,交通への障害や住民の健康への影響などの生活環境の悪化をもたらす。長野県松本盆地南西部の畑地帯から発生する砂塵を抑制するための,テングサ搾りカスと米ヌカ,あるいは肌ヌカを混合した地表面被覆材(以下,「資材」という)を開発し,その影響を検討した。結果は次のようであった。1)地表に散布した資材は,風,乾燥に対しても安定であった。2)レタス栽培試験によれば,資材の混入は生育に有意には影響しない。キャベツ栽培試験によれば,資材の被覆は土壌水分を保持し,生育は有意に向上した。3)被覆によって雑草が抑制された。4)資材の混入により0.02mmより小さな土粒が減少した。(著者抄録)