文献

J-GLOBAL ID：201402275617259088   整理番号：14A1453061

微量ホウ素改質Ti-B20鍛造合金の微細組織と機械的性質

A study on the microstructures and mechanical properties of forged trace-boron-modified Ti-B20 alloy

著者 (3件)： HUANG Liguo (Coll. of Materials Sci. and Engineering, Liaoning Technical Univ., Fuxin 123000, CHN) ,  HUANG Liguo (National Key Lab. for Precision Hot Processing of Metals, Harbin Inst. of Technol., Harbin 150001, CHN) ,  CHEN Yuyong (National Key Lab. for Precision Hot Processing of Metals, Harbin Inst. of Technol., Harbin 150001, CHN)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 66  号： Part A  ページ： 110-117  発行年： 2015年02月05日 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高強度準安定ベータチタン合金Ti-B20-0.1B(wt.%)の微細組織と機械的性質について検討した。合金は,真空アーク溶解法で二重溶解した後に,鍛造及びα+β相領域での熱処理に供した。780°C/740°Cでの溶体化処理と引き続く450~600°Cでの時効処理を行なって,微細組織特性と微細組織-性質間の関係を調査した。この結果,鍛造合金の強度が微量ホウ素によって改善されることが明らかになった。780°Cの溶体化処理と引き続き時効処理した合金の強度は,740°Cの溶体化処理の場合より高い。一方,高温で溶体化処理した合金の延性は低温溶体化処理の場合より低い。二次α相が不完全に析出した。740°Cで溶体化処理し短時間又は低温で時効処理した合金の微細組織には析出物のない領域が見出された。二次α相は時効温度が高く,時効時間が長くなると共に成長した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *鍛造品 ,  *チタン合金 ,  ホウ素添加合金 ,  準安定相 ,  鍛造 ,  真空融解 ,  アーク融解 ,  溶体化処理 ,  時効処理 ,  延性 ,  α相 ,  β相 ,  析出 ,  析出物 ,  加熱温度 ,  変態区間熱処理 ,  機械的強度 ,  機械的性質 ,  ホウ素
準シソーラス用語： Ti-B20 ,  高強度合金

分類 (3件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  鍛造技術  (WC05020H)

タイトルに関連する用語 (7件)： ホウ素 ,  改質 ,  Ti ,  鍛造 ,  合金 ,  微細組織 ,  機械的性質