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J-GLOBAL ID：201402275635254050   整理番号：14A1206121

微細構造が熱間プレスCoCrMo合金の滑り挙動に及ぼす効果

Effects of microstructures on the sliding behavior of hot-pressed CoCrMo alloys

著者 (6件)： CHEN Yan (Tohoku Univ., Dep. of Material Sci. and Engineering, Sendai 980-8579, JPN) ,  LI Yunping (Inst. for Material Res., Sendai 980-8577, JPN) ,  KUROSU Shingo (Inst. for Material Res., Sendai 980-8577, JPN) ,  YAMANAKA Kenta (Inst. for Material Res., Sendai 980-8577, JPN) ,  TANG Ning (Inst. for Material Res., Sendai 980-8577, JPN) ,  CHIBA Akihiko (Inst. for Material Res., Sendai 980-8577, JPN)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 319  号： 1-2  ページ： 200-210  発行年： 2014年11月15日 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コバルト-クロム-モリブデン(CoCrMo)合金は,摩耗抵抗材料として,広く適用されている。本論文は,相構成及び析出物モルフォロジーなどが,熱間プレス高炭素合金の摩耗挙動に及ぼす影響を例証することを狙いとしている。次項の2種の工法によって作製した種々の微細構造,硬度,表面トポグラフィーなどを有したCoCrMo合金における摩耗挙動について詳細に評価した。1)熱間プレス(HPP),2)熱間プレス+焼なまし(HPA)。均質な層析出物を有するε相支配HP合金は,より高い硬度を示し,その結果として,より低い摩擦係数及び軽度な滑り摩耗を有した卓越した摩耗抵抗などを示してしている。それとは対照的に,炭化物フリー結晶粒を有するγ相支配HPA合金は,微小溝のアブレシブ摩耗によって特性づけられた。析出物硬化よりも,ε相によって強化されたマトリックス硬度が,より著しく摩耗挙動へ影響を及ぼしている。均質な層析出物は,アブレーションを防いで,摩擦化学反応生成物を蓄積する傑出した効果を有している。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *コバルト合金 ,  *摩耗特性 ,  *トライボロジー ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  高炭素鋼 ,  ホットプレス ,  焼なまし ,  ε相 ,  γ相 ,  滑り摩耗 ,  摩擦化学反応 ,  析出物 ,  微細構造 ,  硬度 ,  アブレシブ摩耗 ,  摩耗試験 ,  X線回折分析
準シソーラス用語： 走査電子顕微鏡観察 ,  透過型電子顕微鏡観察 ,  表面トポグラフィー ,  摩耗抵抗

分類 (3件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  金属の機械的性質  (BL01022T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 微細構造 ,  熱間プレス ,  滑り ,  挙動