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J-GLOBAL ID:201402276049009019   整理番号:14A0037450

両方向性の回路スイッチがオスとメスの脳におけるフェロモンシグナルのルート変更を行う

A Bidirectional Circuit Switch Reroutes Pheromone Signals in Male and Female Brains
著者 (4件):
資料名:
巻: 155  号:ページ: 1610-1623  発行年: 2013年12月19日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Drosophilaの性ホルモンであるcVAはオスとメスで異なる行動を誘発する。第一および第二階層嗅覚ニューロンは同一のフェロモン応答を示すことから,脳のより深部で,性遺伝子群が両性で異なる回路を配線していることが示唆される。今回著者たちは,in vivo whole-cell電気生理学法を用い,著者らは第三階層嗅覚ニューロンの2つのクラスターが二型性のフェロモン応答を持つことを示す。一方のクラスターはメスで応答し,もう一方はオスで応答する。これらのクラスターは両性に存在し,共通した入力経路を共有するが,性特異的な配線がフェロモン情報をルート変更する。樹状突起の位置を調整することで,fruitless遺伝子転写因子が,フェロモンの入力信号によるオス応答性クラスターへの接続とメス応答性クラスターとの切断を行う。第三階層ニューロンの選択的男性化はそれらの形態とフェロモン応答を転換し,これはスイッチ遺伝子の細胞自律的な活動によって回路が機能的に再配線可能であることを示す。電気回路の切り替えスイッチに類似したこの両方向性のスイッチは,オスとメスにおける異なった行動を活性化させるための単純な回路論理を示す。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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中枢神経系  ,  その他の感覚  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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