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J-GLOBAL ID:201402276083544179   整理番号:14A0172612

キノリンカルボン酸塩配位子によるランタニド配位重合体系列の結晶構造,多重化光ルミネセンス,および磁気特性

Crystal Structure, Multiplex Photoluminescence, and Magnetic Properties of a Series of Lanthanide Coordination Polymers Based on Quinoline Carboxylate Ligand
著者 (10件):
資料名:
巻: 13  号: 12  ページ: 5420-5432  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2-フェニル-4-キノリンカルボン酸(H2pqc)配位子による10種類のLn3+錯体,[Ln(pqc)(Hpqc)(NO3)2]n(Ln=Sm(1),Eu(2),Gd(3),Tb(4),Dy(5),Ho(6),Er(7),Tm(8),Yb(9),およびLu(10))を合成して,それらの結晶構造を,多重化光ルミネセンス,および磁気特性を研究した。その結果,これらの等構造錯体はπ...π積層と水素結合相互作用によってLn-Hpqc無限鎖から3D超分子骨格構造を形成していることがわかった。原子半径のSlaterモデルから推定したHpqc配位子と硝酸塩におけるLn-O距離の和をそれぞれ分析した結果,2次的な距離減衰のあることがわかった。固体状態における1~10の室温における発光特性を研究した結果,UV励起によって配位子はLnイオンの特性発光を増感して,Sm,Eu,およびTb錯体は可視光範囲で,ErとYb錯体は近赤外(NIR)範囲で発光した。さらにDy,Ho,Tm,およびLu錯体は配位子内遷移(π-π*)によって鮮緑色の発光を示した。それぞれ強い赤色,緑色およびNIR発光を示すEu,Lu,およびYb錯体は光素子に利用できる蛍光発光物質になるであろう。また,磁気研究によって4~7の強磁性相互作用を測定することができた。特に,遅い緩和を示すIsing型強磁性体のDy錯体は単一分子磁石(SMMs)として有効である。
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分類 (4件):
分類
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第3族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  錯体のルミネセンス  ,  有機化合物の磁性 

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