文献

J-GLOBAL ID：201402276084448866   整理番号：14A0763049

防波堤港内側マウンド被覆材の津波に対する安定性に関する実験

EXPERIMENTAL STUDY ON STABILITY OF ARMOR UNITS FOR HARBOR-SIDE RUBBLE MOUND OF COMPOSITE BREAKWATER AGAINST TSUNAMI

著者 (3件)： 丸山草平 (株式会社不動テトラ 総合技術研究所) ,  松本朗 (株式会社不動テトラ 総合技術研究所) ,  半沢稔 (株式会社不動テトラ 総合技術研究所)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 68  号： 2  ページ： I.7-I.12 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 津波が越流することで防波堤の港内側マウンドが洗掘される結果起こるケーソンの滑動・転倒に対して,防波堤港内側のマウンド嵩上げを想定し,嵩上げマウンドの被覆材の安定性に関する基礎的知見を得ることを目的として水理模型実験を行ない,以下の結果を得た. 被覆材の被災は越流した水塊の打ち込む位置の影響が大きい.被覆石では安定性を維持することは難しい.被覆ブロックにおいては揚圧力を軽減できる孔を有する形状が高い安定性を持つ.また消波ブロックについては,法先の列を固定することで安定化する.(著者抄録)

シソーラス用語： *防波堤 ,  *被覆材 ,  *洗掘 ,  *津波 ,  消波ブロック ,  水理模型実験
準シソーラス用語： 水理模型試験 ,  捨石マウンド

分類 (1件)： 港湾工学一般  (RC15010W)

引用文献 (6件)：

• 1) 東北港湾における津波・震災対策技術検討委員会:東北港湾における津波震災対策について,2011.
• 2) 池野正明,松山昌史,榊山勉,柳沢賢:ソリトン分裂と砕波を伴う津波の防波堤に作用する波力評価に関する実験的研究,海岸工学論文集,第52巻,pp. 751-755,2005.
• 3) 半沢稔,松本朗,田中仁,山本方人:離岸堤消波ブロックの津波に対する安定性に関する実験的研究,海岸工学論文集,第58巻,pp. 796-800,2011.
• 4) 片岡真二,斉田和成:防波堤構造集覧,港湾技術資料 No. 556,1986.
• 5) 廣木智秀,中川洋一,山下裕之,河野真典,柏原裕彦,中村秀一,小林邦夫,国栖広志:補強体を有する防波堤の安定性に関する実験的研究,海岸工学論文集,第58巻,pp. 801-805,2011.

タイトルに関連する用語 (5件)： 防波堤 ,  被覆材 ,  津波 ,  安定性 ,  実験