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J-GLOBAL ID：201402276268037036   整理番号：14A0762690

浮泥の封じ込めを目的とした固化処理土の配合選定と施工方法

MIX PROPORTION DETERMINATION AND EXECUTION METHOD OF CEMENT MIXED SOILS FOR CONTAINING FLUID MUD

著者 (6件)： 大久保泰宏 (五洋建設(株)技術研究所) ,  新舎博 (五洋建設(株)技術研究所) ,  秋本哲平 (五洋建設(株)技術研究所) ,  海野寿康 (五洋建設(株)技術研究所) ,  井熊孝樹 (東亜建設工業(株)東京支店) ,  江森吉洋 (東京電力(株)福島第一原子力発電所)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 69  号： 2  ページ： I.946-I.951 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 汚染物質が付着しやすい浮泥を封じ込める目的で,固化処理土を利用した浮泥の封じ込め施工を実施した.現地調査の結果,浮泥の平均湿潤密度は1.05g/cm³で,最大層厚は10mmであった.浮泥の封じ込め施工に際しては,事前に,浮泥の封じ込め方策を見出すために,数十種類の配合の異なる処理土を作製し,現場施工を模擬した水中打設実験を実施した.その結果,第1層として,処理土A(湿潤密度1.1g/cm³,水中流動性小)を10cm厚で打設すると,処理土A層によって形成された大きな空隙の中に浮泥が取り込まれること,その後,第2層として,処理土B(湿潤密度1.3g/cm³,水中流動性大)を10cm厚で打設すると,処理土A層の上に処理土Bからなる覆土層が形成され,浮泥の封じ込めが可能であることが明らかとなった.また,現場試験施工として,上記のように処理土を2段階施工すると,浮泥の封じ込めが可能であった.(著者抄録)

シソーラス用語： *泥土 ,  *ソイルセメント ,  *海中工事 ,  試料採取 ,  閉込め ,  調合 ,  ワーカビリティ ,  土壌密度 ,  圧縮強さ ,  実物試験 ,  生産システム
準シソーラス用語： 施工システム ,  施工試験 ,  湿潤密度 ,  水中分離抵抗性 ,  *浮泥

分類 (2件)： スラッジ処理・処分  (SC05050K) ,  その他の海洋土木  (RC14040W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 浮泥 ,  封じ込め ,  固化処理土 ,  配合 ,  選定 ,  施工