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J-GLOBAL ID：201402276436387374   整理番号：14A1454649

CO₂で汚染された水-飽和シリケートと炭酸塩ポーラス媒体モニタリングの為のpH,比抵抗,及び膜フラックスパラメーター

pH, geoelectrical and membrane flux parameters for the monitoring of water-saturated silicate and carbonate porous media contaminated by CO₂

著者 (2件)： ABIDOYE Luqman K. ,  DAS Diganta B.
資料名： Chemical Engineering Journal  (Chemical Engineering Journal)
巻： 262  ページ： 1208-1217  発行年： 2015年02月15日 
JST資料番号： D0723A  ISSN： 1385-8947  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CO₂で汚染された飲料水帯水層を良く定義された室内実験を使って研究した。ポーラス媒体領域を別々の実験でシリカ砂と石灰石を用いて調製し,水飽和ポーラス媒体領域中の色々なパラメーターを測定する為に方法の組み合わせを使い,その上にCO₂の圧力を異なる地質学的深さに相当する色々な条件下で課した。測定したパラメーターはpH,比抵抗,及び非ポーラスシリコンゴムシートを用いたCO₂ガスの水飽和ポーラス媒体領域を通した拡散であった。実験結果はCO₂が溶解し,シリカ砂で構成される水飽和ポーラス媒体領域中に拡散する時間と共に変化するpHプロフィルに3段階が存在することを明らかにした。第1段階は急速なpHの低下で特徴付けられる。これは速いCO₂の溶解と炭酸と重炭酸の生成に関係する。第2段階はpH値の短い上昇を示したが,これは逆反応,即ち,炭酸からの水溶性とガス状のCO₂及び水の生成に帰せられる。第3段階は正方向と逆方向の反応の平衡でpH値の定常状態でマークされ,これは実験の終わりまで変わらなかった。水飽和ポーラス領域のバルク電導度(δb)はCO₂の存在下増加した。これは領域中に溶解したCO₂によるイオン性の種,特に重炭酸塩,の生成に帰せられる。δbの上昇はシステムのpHの変化の第一段階と一致した。その上,石灰石中のδbはシリカ砂のそれより高かった。そして,それは領域の圧力と共に増加した。しかし,バルクの誘電定数(εb)は異なる条件下のCO₂溶解に伴って変わらなかった。更に,シリコンゴムを通したCO₂の透過は水飽和領域を通した拡散を示した。膜を通したCO₂フラックスは領域の深さ又は圧力と共に増加した。本研究から誘導された数学的表現はδbのpHとδbの初期値依存性を示した。異なるポーラス領域中の変化に関する予測は本研究中で開発された数学的表現の信頼性を示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 二酸化炭素 ,  水 ,  飽和 ,  ケイ酸塩 ,  *炭酸塩 ,  *多孔質体 ,  監視 ,  pH【水素イオン指数】 ,  電気抵抗率 ,  膜 ,  フラックス【流束】 ,  *パラメータ ,  汚染水
準シソーラス用語： *シリケート ,  *モニタリング ,  比抵抗

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (13件)： CO2 ,  汚染 ,  水 ,  飽和 ,  シリケート ,  炭酸塩 ,  ポーラス ,  媒体 ,  モニタリング ,  pH ,  比抵抗 ,  フラックス ,  パラメーター