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J-GLOBAL ID:201402276749018817   整理番号:14A0286670

ウォーターフォールモデルの起源に関する考察 ウォーターフォールに関する誤解を解く

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資料名:
巻: 64  号:ページ: 105-135  発行年: 2013年07月31日 
JST資料番号: G0051A  ISSN: 0474-8638  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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従来からそして今でも主要なソフトウェア開発モデルの一つであるウォーターフォールモデルに対する批判が近年高まっており,しばしばその際にウォーターフォールモデルの提唱者はRoyceであると誤って指摘されている。また,提唱者はRoyceではなく,Royceの主張はウォーターフォールモデルとは別物であると指摘している場合でも,では誰が何を指してウォーターフォールモデルと名づけたのかということは明らかにしていない。40年を超えるソフトウェア工学の歴史において,主要な開発モデルであるウォーターフォールモデルの出所を見出し,検証可能なうちに事実を事実として記録に残すことは価値のあることであると考え,Roiceの主張,現在のウォーターフォールモデルの定義を整理したうえで,1970年代,80年代のRoyceに関する著作を中心に調査した。本稿では,ウォーターフォールモデルに関する先行研究,Roiceの主張,ウォーターフォールモデルの実態,ウォーターフォールモデルの起源という順序で調査内容を整理し,考察した。その結果,ウォーターフォールモデルという用語を初めて論文(1976年)に使ったのはTRW社に属するBellとThayerであり,TRW/軍サイト防衛ソフトウェアプロジェクトのトップダウン的なアプローチをウォーターフォールと名づけたものであること,そして彼らおよび同じくTRW社のBoehmの記述が現在の誤解を招いたことが明らかになった。
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分類 (1件):
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計算機システム開発 
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