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J-GLOBAL ID：201402276992885480   整理番号：14A1103794

高機能プラスチックの実用物性と市場展開 新液晶ポリマー〈ラペロス〉GA/HAシリーズの特徴

著者 (1件)： 田口吉昭 (ポリプラスチックス 研究開発セ)
資料名： プラスチックスエージ  (Plastics Age)
巻： 60  号： 10  ページ： 49-52  発行年： 2014年10月01日 
JST資料番号： G0951A  ISSN： 0551-0503  CODEN： PUEJDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液晶ポリマーの結晶化速度を遅くすることで,結晶化による流動阻害の要因を低減でき,複雑な形状でも末端まで均一に充填でき,寸法性度や反り性を向上させたポリプラスチック(株)のラペロスGA/HAグレードを紹介した。事例を挙げると,CPUソケットモデル金型として1,250pin,格子肉厚0.12mmを用いて試験した。一般的なガラス繊維30%グレードでは充填不可能であるが,ラペロスのガラス繊維30%含有グレードGA130では容易に隅まで充填できた。ラペロスGA473では従来品に比べて反り量が35%以上改善されていた。FCPコネクタ成形品でもラペロスHA475で反り量が25%低減され,また充填圧力は約30%低くできた。結晶化速度を遅くしたことで金型への転写性も向上し,ラペロスGA130では表面平滑性が従来品に比べ35%向上した。結晶化速度を遅くしてもハイサイクル成形性は失われず,従来のラペロス同等であった。

シソーラス用語： *射出成形 ,  *高分子液晶 ,  防振 ,  電気部品 ,  流動性 ,  寸法安定性 ,  反り ,  高分子加工用型 ,  繊維強化熱可塑性プラスチック ,  コネクタ ,  晶析速度 ,  強化プラスチック成形 ,  転写 ,  表面粗さ
準シソーラス用語： ハイサイクル成形 ,  ガラス繊維強化熱可塑性プラスチック

分類 (3件)： 液晶一般  (BK03010L) ,  性質・試験一般  (YH02010S) ,  射出成形  (YH04050Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： プラスチック ,  物性 ,  市場展開 ,  液晶ポリマー ,  Ga ,  HA