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J-GLOBAL ID：201402277134848018   整理番号：14A0194312

植物のCO₂応答-11 高二酸化炭素濃度に対する植物の長期的な応答

著者 (2件)： 彦坂幸毅 (東北大 大学院生命科学研究科) ,  彦坂幸毅 (JST-CREST)
資料名： 化学と生物
巻： 52  号： 2  ページ： 113-120  発行年： 2014年02月01日 
JST資料番号： G0527A  ISSN： 0453-073X  CODEN： KASEAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大気中のCO2濃度は,化石燃料の大量消費により上昇を続けており,これを抑制するために様々な努力が払われている。ここでは,一年草の種子生産の高CO2応答における種間差と天然CO2噴出地に生育する植物の高CO2応答に関わる研究内容について紹介した。植物の環境応答は,環境変化が起こってからの時間経過によって変化の性質が異なり,短期応答や世代をまたぐ長期間の植物遷移などの変化がある。さらに,植物に起きる遺伝的な変化,すなわち適応進化がある。

シソーラス用語： *植物 ,  *濃度 ,  *応答 ,  生物進化 ,  適応 ,  *一年生草 ,  採種 ,  種差 ,  変化 ,  変動 ,  *二酸化炭素
準シソーラス用語： *環境応答 ,  環境変化 ,  *高Co2環境 ,  種間差 ,  種子生産 ,  窒素濃度 ,  適応進化 ,  *一年草 ,  二酸化炭素濃度

分類 (2件)： 発生,成長,分化  (EH02030U) ,  植物の生化学  (EH01050J)

引用文献 (14件)：

• 1) 彦坂幸毅,寺島一郎:化学と生物,51, 250 (2013).
• 2) K.–M. Miyagi, T. Kinugasa, K. Hikosaka & T. Hirose : Global Change Biol., 13, 2161 (2007).
• 3) D. D. Ackerly & F. A. Bazzaz : Global Change Biol., 1, 199 (1995).
• 4) T. Kinugasa, K. Hikosaka & T. Hirose : Oecologia, 137, 1 (2003).
• 5) S. Oikawa, K.–M. Miyagi, K. Hikosaka, M. Okada, T. Matsunami, M. Kokubun, T. Kinugasa & T. Hirose : Plant Soil, 330, 163 (2010).

タイトルに関連する用語 (5件)： 植物 ,  CO2 ,  応答 ,  二酸化炭素濃度 ,  長期