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J-GLOBAL ID:201402277183972255   整理番号:14A0618293

紫外線LEDと水盤トラップを用いた菌床シイタケ栽培施設に発生するハエ目昆虫の捕獲

Trap Catches of Dipteran Insects using Ultraviolet LED (Light Emitting Diode) and Water-pan Trap
著者 (6件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 32-35 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: F0918A  ISSN: 0021-4914  CODEN: NIPTAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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菌床シイタケ施設栽培では,ナガマドキノコバエ,チビクロバネキノコバエやツクリタケクロバネキノコバエ(クロキノコバエ)による被害が問題となっている。そこで,これらハエ類の防除に役立てるため波長選好性を調べた。2010年12月から2011年1月にかけ,栽培施設で実験を行った。ピーク波長が365mmの紫外線LED,525mmの緑色LED,白色LEDを用いて誘引効果の比較を行った。LEDを5つ実装した基板の直下に,深さ7cmの水を張ったプラスチック容器を配置し,液面に光が映るようにした。水には界面活性剤を濃度1%と防腐剤を0.02%加えた。各LEDと非実装トラップを高さ140cmに設置し,5~6日で回収して捕獲数を調べた。その結果,ナガマドキノコバエは紫外線LEDトラップで有意に多く捕獲された。クロバネキノコバエとショウジョウバエでも紫外線LEDの捕獲数が他より多かった。また,水盤トラップへの界面活性剤の添加の影響を調べるため,別施設で検討を行った。その結果捕獲数は,LED点灯+界面活性剤添加で最も高く,LED消灯+界面活性剤無添加で最も低くなった。
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分類 (2件):
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物理的防除一般  ,  動物生態学一般 
引用文献 (13件):
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