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J-GLOBAL ID:201402277280607120   整理番号:14A0036111

日本の針葉樹植林流域からの年間森林蒸発散量の推定(1):スギにおける水利用成分

Estimation of annual forest evapotranspiration from a coniferous plantation watershed in Japan (1): Water use components in Japanese cedar stands
著者 (7件):
資料名:
巻: 508  ページ: 66-76  発行年: 2014年01月16日 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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森林管理を用いて森林生態系の水と炭素循環を制御する能力を向上するため,スギ(Cryptomeria japonica D.Don.)植林地における一年間にわたる流域規模蒸発散量(ET)とその成分,すなわち,上部キャノピー蒸散量(EUC),サブキャノピー植生蒸散量(ESC),およびキャノピー遮断量(IC)を推定した。EUCに関して,3画地(北東向きの上部(UP)と下部(LP)画地,および南向き斜面の一画地(SP))で樹液流密度を測定した。UP,LP,およびSPにおける平均立木樹液流密度(JS)は,樹木密度とサイズでサイト間の差があるにもかかわらず類似し,流域内の部分立木で測定されたJSが他の立木の値の妥当な推定値になり,立木辺材面積がEUCの強い因子であることを意味する。日本ではETとその成分における年間変動に対する事前情報が不十分で,至急必要である。観測とモデル化の組み合わせを用いて,著者らは,ESCとICの信頼できる推定値を求め,ETとその成分(ET,EUC,ESCおよびICがそれぞれ,911.4,359.3,126.9,および425.2mm/年)で,これらの年間変動の信頼できる推定を行った。著者らは,年間の降雨量(P)に対するICの保存的な比(IC/P),豪雨条件下のPに対するETの比(ET/P)に対するIC/Pの大きな寄与度,およびEUCが減少するとICとESCが増加し,成長期と冬に一定の月ET/Pをもたらすことを見出した。これらは,月別およびより長い時間スケールでPがETを主に制御する森林水利用の保存的な過程の考え方を裏付けている。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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水文学一般  ,  プラネタリー境界層 

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