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J-GLOBAL ID:201402277354993574   整理番号:14A0596710

施設園芸における省エネルギー新技術 燃油価格高騰緊急対策と省エネ新技術の動向

著者 (1件):
資料名:
号: 165  ページ: 6-11  発行年: 2014年04月25日 
JST資料番号: L4219A  ISSN: 0912-666X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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燃油価格の高騰が施設園芸農家の生産費を押し上げ,収益を圧迫している。また,環境負荷軽減の面からも,燃油使用量の削減が求められる。このような状況下で,平成24年度の補正予算で「燃油価格高騰緊急対策」として施設園芸省エネ設備リース導入支援事業および施設園芸セーフテイネット構築事業が予算措置された。省エネ技術は大きく3つに分類でき,費用対効果の認められる主な技術として,(1)温室の保温性の向上,(2)省エネ暖房システムおよび(3)温度管理技術があげられた。保温性の向上については,保温カーテンの多層化および外張りの多重化など固定被覆の多重化があげられた。省エネ暖房システムとしては,まず,暖房面積の80%近くを占める燃油温風暖房機の高効率維持が重要である。新品の温風暖房機の熱効率は約90%であるため,清掃・点検によりこの効率を維持することは,経費を必要としない対策である。ヒートポンプは燃油暖房機に比べC02削減効果もある。また,地産地消的な利用として木質燃料暖房機もあげられる。最後に温度管理技術として,果菜類における局所加温や花きにおけるEOD(日没時)加温技術は,恒温管理に比べ燃油削減につながると考えられた。結論的に言えば,省エネ技術にはいろいろあり,有効な技術を組み合わせることで効果が増大すると考えられ,また,省エネ効果を高めるには,日ごろの細かな管理・チェックの積み重ねが重要であることが明らかになった。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業経済,農業経営  ,  作物栽培施設 

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