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J-GLOBAL ID:201402277438500298   整理番号:14A1483713

クワガタソウ属3種植物のフェノール化合物と抗炎症活性

Phenolic profile and anti-inflammatory activity of three Veronica species
著者 (7件):
資料名:
巻: 63  ページ: 276-280  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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いくつかのクワガタソウ属植物の地上部は,リウマチを含む各種炎症対処用の民間生薬として使われている。本試験では,クワガタソウ属(オオバコ科)3種植物,Veronica jacquinii,V. teucrium,V. urticifoliaのフェノール含量と抗炎症活性を調べた。水-アセトン抽出を行って,LCMS/MS法で分析を行った結果,30種類のフェノール化合物が同定・定量でき,主要成分はバイカリン,スーパーオキシド,イソケルセチン,クロロゲン酸,キナ酸であった。ゲニステインとバイカリンの検出は,それぞれオオバコ科及びクワガタソウ属植物での初報告事例である。抽出物の抗炎症活性は,シクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)及び12-リポキシゲナーゼ(12-LOX)の供給源にカルシウムイオノホア促進ヒト血小板を用いて,それらの酵素によって生産されるアラキドン代謝産物を,高精度で特異性の高いLC-MS/MS法で検出する方法で調べた。その結果,COX-1活性の阻害力はV. urticifoliaの抽出物が最も強く,12-LOX活性の阻害力はV. jacquiniiの抽出物が最も強く,IC50値は,それぞれ0.4mg/ml以下及び1.072mg/mlであった。本研究で得られた結果は,クワガタソウ属植物の抗炎症薬としての利用の促進に役立つと考察された。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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植物の生化学  ,  生体物質一般  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール 
タイトルに関連する用語 (4件):
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