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J-GLOBAL ID:201402277509095845   整理番号:14A0660342

バイパス手術予定冠動脈疾患患での血清成長因子レベル: 周術期ダイナミクスと健常者との比較

Growth Factors Serum Levels in Coronary Artery Disease Patients Scheduled for Bypass Surgery: Perioperative Dynamics and Comparisons with Healthy Volunteers
著者 (5件):
資料名:
巻: 2013  号: Surgery  ページ: 985404 (WEB ONLY)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:血管内皮成長因子は慢性的虚血成人心臓の血管新生の重要なメディエーターであるが,血管内皮成長因子値の上昇は急性虚血とも関係する。冠状動脈バイパス術(CABG)は炎症プロセスの活性化と関連している。炎症プロセスの活性化にも血管成長因子の濃度の急激な変化が伴っている否かを検証した。方法:CABG前後で,安定的冠状動脈疾患(CAD)患者39名のVEGF,EGF,単球走化性蛋白質1(MCP-1)およびサイトカインセットの濃度を評価した。周術期の値を健常者のデータと比較した。結果:CAD患者との比較では,健常群ではVEGF値,119.4(55.7~136.9)pg/mL対15.5(10.05~35.3),EGF値37.3(27.1~51.9)pg/mL対1.70(1.14~3.18)pg/mL,MCP-1値156.9(134.7~241.3)pg/mL対111.6(81.75~171.9)pg/mLと有意に高かった。MCP-1は手術後の期間を通して有意に上昇したが,他の濃度は変化なかった。CAD患者では炎症性インターロイキン-6は有意に高く,抗炎症性IL-4とIL-10は有意に低かった。結論:安定的CADの患者健常者よりも成長因子の血清レベルが低い。MCP-1はCABG直後に上昇するが,VEGFとEGFは上昇しなかった。CAD患者の炎症状態は炎症誘発状態へ向かっていた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の疾患 

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