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J-GLOBAL ID:201402277641904680   整理番号:13A1724554

チベット高原の新生代前期構造運動

Early Cenozoic Tectonics of the Tibetan Plateau
著者 (4件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 289-303  発行年: 2013年 
JST資料番号: C2553A  ISSN: 1000-9515  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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近年の関連研究と結合した1:250000の縮尺の地質図作成は,チベット高原の新生代前期古構造発達を十分明らかにした。海洋堆積物と有孔虫群集によると,チベット高原の南と北のテチス-ヒマラヤ海と南西タリム海が,暁新世~始新世に,それぞれ存在した。インド大陸プレートとラサ・ブロックの間の古海洋プレートは,新生代の始めに900kmの幅であった。その古代海洋の暁新世海進は南部ラサ・ブロックの古代海湾の形成をもたらした。テチス-ヒマラヤ海洋プレートの北方への沈み込みは,64.5~44.3MaにLinzizong層群のマグマ定置と火山噴火を引き起こし,ヤールン・ツァンボ縫合(YZS)の北で暁新世~始新世ガンデセ・マグマ弧を形成し,ラサ,チャンタン,フフシル,崑崙の各ブロックでの強い衝上を伴った。各盆地の暁新世~始新世沈降は,主な衝上断層沿いの3500~4800mと中部チベット高原の境界正断層沿いの深度に達し,顕著な収縮なしにタリムとツァイダムの暁新世~始新世沈降だけがそれぞれ,中部チベット高原から離れて300~580mと600~830mの深さにあった。低い標高の平野が,暁新世~始新世前期のテチス-ヒマラヤ海の南部大陸縁辺,中部チベット,タリム盆地で形成した。チベット高原とヒマラヤ山脈は主に,始新世前~中期にインド-ユーラシア大陸衝突の後で隆起した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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新生代  ,  地質構造・テクトニクス 
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