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J-GLOBAL ID：201402277864408773   整理番号：14A0312693

南半球の循環場の偏移とオゾン変化

Circulation anomalies in the Southern Hemisphere and ozone changes

著者 (9件)： BRAESICKE P. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  KEEBLE J. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  YANG X. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  STILLER G. (KIT, Karlsruhe, DEU) ,  KELLMANN S. (KIT, Karlsruhe, DEU) ,  ABRAHAM N. L. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  ARCHIBALD A. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  TELFORD P. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  PYLE J. A. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 13  号： 21  ページ： 10677-10688  発行年： 2013年 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： UKCA化学-気候モデルの化学過程に小さな変化を2つ別々に与えて,それらがオゾンの変化を通して南半球の循環場に与える影響を調べた。実験1は極成層圏雲のインパクトを詳細な対流圏化学を含まないモデルによるペア実験(コントロールランとアノマリーラン)で,実験2はハロゲン短寿命種のインパクトを詳細な対流圏化学を含むモデルによるペア実験である。実験1と2ではオゾンへの影響は異なり,変化は場所によって正と負の両方を示すが,南半球高緯度の下部成層圏への影響は同様であった。2つのペア実験とも下部成層圏でオゾンが大きく減少し,下部成層圏で下降流が持続するという循環場の変化が起こった。この現象はENVISAT衛星搭載のMIPASで観測された2006~2007年のオゾンと一酸化二窒素の変動と対比できるものである。

シソーラス用語： *気候モデル ,  *化学プロセス ,  *大気オゾン ,  南半球 ,  場 ,  *成層圏 ,  酸化二窒素 ,  観測
準シソーラス用語： 衛星観測 ,  *下部成層圏 ,  化学過程 ,  *化学-気候モデル ,  循環場 ,  *成層圏オゾン ,  一酸化二窒素

分類 (2件)： 大気大循環,熱帯気象  (DC05060G) ,  対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 南半球 ,  循環場 ,  偏移 ,  オゾン