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J-GLOBAL ID：201402278063073423   整理番号：14A0718162

パルス大強度相対論的電子ビームを用いた水環境問題の検討

Study on water environment using pulsed intense relativistic electron beam

著者 (12件)： 菊池崇志 (長岡技科大) ,  泉信之介 (長岡技科大) ,  風藤孝啓 (長岡技科大) ,  明道亮平 (新潟工科大) ,  中村春樹 (新潟工科大) ,  皆川勇 (長岡技科大) ,  今田剛 (新潟工科大) ,  森脇洋 (信州大) ,  高橋一匡 (長岡技科大) ,  佐々木徹 (長岡技科大) ,  阿蘇司 (長岡技科大) ,  原田信弘 (長岡技科大)
資料名： 電気学会パルスパワー研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PPT-14  号： 14-15.17-22.25.27  ページ： 21-22  発行年： 2014年05月15日 
JST資料番号： L4030A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,水環境問題の解決法として,放射線を利用した手法を検討している。今回は,高電圧・パルスパワーによって駆動される誘導加速器を用いて発生する,パルス大強度相対論的電子ビーム(PIREB)を水や水溶液へ照射することにより,水中での放射線化学反応を利用して,水生微生物の処理や難分解性化学物質の分解を検討した。その結果,複数回のPIREB照射により,難分解性化学物質の分解率が上昇することが確認できた。また,水生微生物の不活化を狙い,放射線照射の影響を調べるため,アルテミアの乾燥卵へPIREB照射を行った。その結果,複数回のPIREB照射により,アルテミアの乾燥卵のふ化率を低下させることができた。

シソーラス用語： *パルス発生器 ,  *環境保全 ,  *相対論的電子ビーム ,  *放射線化学反応 ,  汚染物質 ,  残留性有機汚染物質
準シソーラス用語： パルスパワー発生器 ,  *水環境保全 ,  難分解性汚染物質

分類 (2件)： 高電圧技術・設備  (NA03000I) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W)

引用文献 (8件)：

• 例えば,日本放射線化学会:「放射線化学のすすめ-電子・イオン・光のビームがくらしを変える、産業をつくる」,学会出版センター(2006)
• H. Kondo, et al.: Plasma and Fusion Res. 5 (2010) 036
• T. Kikuchi, et al.: Plasma and Fusion Res. 6 (2011) 1206021
• C. Ito, et al.: J. Natl. Inst. Public Health 56 (2007) 37
• 泉信之介,他:「パルス大強度相対論的電子ビーム照射による抗生物質の分解」,第23回電気学会東京支部新潟支所研究発表会(2013)I-6

タイトルに関連する用語 (4件)： パルス ,  相対論的電子ビーム ,  水環境 ,  問題