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J-GLOBAL ID:201402278325500298   整理番号:14A0568165

哺乳類細胞を対象とするGlycoDelete法は組換えタンパク質のN-グリコシル化を単純化する

GlycoDelete engineering of mammalian cells simplifies N-glycosylation of recombinant proteins
著者 (23件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 485-489  発行年: 2014年05月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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治療用タンパク質上のN-グリカンの不均一性は,タンパク質の精製および工程の再現性に問題を生じさせ,治療効果を変動させる場合がある。この不均一性は,哺乳類の複合型N-グリカン合成の多段階過程が原因である。本論文では,哺乳類細胞のゴルジ体のN-グリコシル化経路を短縮する糖鎖工学的方法(GlycoDeleteと命名)を紹介する。この短縮の結果,小型のシアリル化三糖N-グリカンを有し,天然の哺乳類細胞糖タンパク質と比較して複雑度の低いタンパク質が発現した。GlycoDelete法はタンパク質折りたたみでN-グリカンの機能に干渉せず,GlycoDelete法で改変された細胞の生理学的性質は野生型細胞と類似している。GlycoDelete細胞に発現させた治療用ヒトIgGは,低い初期クリアランスなど,治療目標が抗原の中和である場合に有用と考えられる特性を有していた。哺乳類タンパク質上のN-グリカンの不均一性を低下させるこの方法は,治療用タンパク質の作用の一貫性を改善し,生物製剤の機能の調整を実現する可能性がある。Copyright Nature Publishing Group 2014
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分類 (4件):
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遺伝子操作  ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 
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