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J-GLOBAL ID:201402278688657377   整理番号:13A1210015

多包条虫感染マウスの肝臓におけるIL-10とTGF-β1の動的変化

Dynamic Change of IL-10 and TGF-β1 in the Liver of Echinococcus multilocularis-Infected Mice
著者 (10件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 32-35  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2242A  ISSN: 1000-7423  CODEN: ZJYZET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的 多包条虫(Em)感染したBALB/cマウスの肝臓でIL-10とTGF-β1の動的な発現と機能を観察する。方法 60匹の雌のBALB/cマウスを,無作為に実験群と対照群に分けた。実験群の各マウスに0.2mlのEm原頭節懸濁液(約400の原頭節を含む)を注射し,その一方で,対照群のマウスに同じ量の生理食塩水を注射した。感染後2,8,30,90,180および360日目で,各群からの5匹のマウスを屠殺し,肝臓標本をIL-10とTGF-β1の病理学検査と免疫組織化学的検出のために収集した。結果 実験群のマウスでは,異なる大きさのEm嚢胞が腹腔と肝臓組織で認められ,時間とともに段階的に増大した。HE染色は,肝臓組織リンパ球浸潤と嚢胞壁と肝細胞の間の病理学的変化を示した。対照群において,肝小葉は完全性を示し,炎症細胞が時折認められた。感染したマウスの肝臓組織のIL-10の発現レベルは,時間とともに増加して,感染後90日目でピーク[(16.39±1.73)%]に到達して,その後高レベルを維持した。TGF-β1の発現も,最高レベル[(23.69±2.29)%]に達した。両方とも対照群より有意に高かった(P<0.01)が,低レベル発現が注射後90日目の対照群で認められた。結論 IL-10とTGF-β1の発現は両方とも,感染中期と後期に増加する。また,それらの自己抑制機能は,肝臓で多包条虫感染を消去したり抑制したりする上で有効でない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  ,  消化器の基礎医学 

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