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J-GLOBAL ID:201402278769868755   整理番号:14A0785585

木材ベース材料からのアセトアルデヒド放出に及ぼす時間,温度および湿度の影響

Effects of time, temperature, and humidity on acetaldehyde emission from wood-based materials
著者 (5件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 207-214  発行年: 2014年06月25日 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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パーティクルボード,ファイバーボードおよび合板からのアセトアルデヒド放出を,小型チャンバー法および高速液体クロマトグラフィー解析を用いて研究した。アセトアルデヒド放出の時間依存性を調査するために,1か月間のチャンバー試験を行った。また,温度および相対湿度の影響を調査した。これらの木材ベース材料からのアセトアルデヒド放出は,急速に減少し,それらの挙動を指数関数または2つの指数関数の和によって記述することができた。その結果,適切な換気雰囲気中で,アセトアルデヒド放出係数は,板の製造後に急速に減少した。固定絶対湿度条件下で,初期アセトアルデヒド放出係数は,高い温度条件下で大きかったが,14日後にほとんど同じ値を示す傾向があった。すなわち,高い温度は,アセトアルデヒドの高い初期濃度および速い低下を促進する。放出係数と温度の間の初期関係に対して,半経験的一次方程式が得られた。固定温度条件下で,高い相対湿度は,試験期間を通して,大きいアセトアルデヒド放出係数を生じさせ,それは有意に速い放出低下に結びつかなかった。アセトアルデヒド放出と相対湿度の間の関係を,指数関数を用いて記述することができる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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木材化学  ,  植物に対する影響 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (31件):
  • Ohira T (2004) Aldehydes and VOC emission from solid wood. In: Forestry and Forest Products Research Institute (ed) Sick building and wood-based materials data book. Ringyo Kagaku Gijutsu Shinkosyo, Tokyo, pp 57-73 (in Japanese)
  • Baumann MGD, Batterman SA, Zhang GZ (1999) Terpene emissions from particleboard and medium-density fiberboard products. Forest Prod J 49(1):49-56
  • Tohmura S, Miyamoto K, Inoue A (2004) Aldehydes and VOC emission from wood-based boards. In: Forestry and Forest Products Research Institute (ed) Sick building and wood-based materials data book. Ringyo Kagaku Gijutsu Shinkosho, Tokyo, pp 106-115 (in Japanese)
  • Kinney PL, Chillrud SN, Ramstrom S, Ross J, Spengler JD (2002) Exposures to multiple air toxics in New York city. Environ Health Perspect 110(Suppl 4):539-546
  • Sax SN, Bennett DH, Chillrud SN, Kinney PL, Spengler JD (2004) Differences in source emission rates of volatile organic compounds in inner-city residences of New York city and Los Angeles. J Expo Anal Environ Epidemiol 14:S95-S109
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