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J-GLOBAL ID:201402278881365758   整理番号:14A0300432

改善された生物学的人工心臓弁のための炭酸中のキトサン溶液で処理されたコラーゲン組織

Collagen tissue treated with chitosan solutions in carbonic acid for improved biological prosthetic heart valves
著者 (12件):
資料名:
巻: 37  ページ: 127-140  発行年: 2014年04月01日 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ウシ心膜の石灰化は,生物学的な人工心臓弁の典型的な寿命を劇的に短くするので,若い患者のためにこれを選択することは除外される。ここでの目的は,石灰化が,ウシ心膜を炭酸,即ち,高圧で二酸化炭素で飽和した水中のキトサン溶液中での処理によって,緩和されることを実証することである。この酸性水性液は,異例なことに絶対生体適合性と抗菌性を備え持つが,常圧では,突然分解し完全にH2OとCO2になる。しかし,高圧ではプロトン化し,更なる前処理をしなくても,アセチル化の程度が異なる(少なくとも,16から33パーセントの範囲)キトサン物質を溶解する。キトサンのない純粋な炭酸溶液中へのウシ心膜の暴露であっても,石灰化がある程度減少し,機械的性質が幾分改善し,完全な生体適合性および治療コラーゲン組織の明白な抗菌活性が見られる。その理由は,この独特の圧縮流体混合物の高い抽出能力に起因する可能性がある。その上,炭酸中のキトサン溶液中にウシ心膜を暴露すると,機械的性質が良くなり,関連グラム陽性およびグラム陰性菌種の密着とバイオ膜形成に対する修飾コラーゲン組織の高度に顕著な抗菌活性を生じさせる。しかし,最も重要な成果は,このように導入されたキトサンの量がかなり小さい(典型的には,約1重量%)という事実にもかかわらず,そのような修飾コラーゲン組織の石灰化が劇的に減少したことである。この濃度は,オリジナルなトリチウム標識法を用いて,信頼性良く検出された。この改善された特性は,高圧炭酸中のキトサンによるコラーゲンマトリックスの深くて均一な含浸によって達成されると考える。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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循環系疾患の治療一般 

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