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J-GLOBAL ID：201402278995879271   整理番号：14A0182094

鋼の元たるひとつの鉱石,黒マグネシア-鋼中のマンガン,いつから

Steel mines, Magnesia Nigra-Manganese in steel: since when?

著者 (1件)： LE COZE J.
資料名： Materiaux & Techniques  (Materiaux & Techniques)
巻： 101  号： 4  ページ： 404.1-404.18  発行年： 2013年 
JST資料番号： D0362A  ISSN： 0032-6895  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： フランス (FRA)  言語： フランス語 (FR)

抄録/ポイント： 鋼成分のほか脱酸,脱硫剤として工業的に実績のあるマンガンであるが,金属としてのマンガンは1774年の発見以来である。しかしその歴史は古くガラスや鋼鉱石としてローマ時代やアラブとの交易時代に既に記録がある。マンガンは精錬時に多くがスラグに移行するため錬金術師がマグネシアと同様の物質として分類したようである。本報では鉱石としてまた,溶鋼の精錬剤として使用したマンガンの挙動について解説,鋼の直接還元法におけるマンガンの役割にも言及した。今日ではマンガンの機能についてかなり明確であり,例えばMnOはFeOより安定である事が炭素鋼や低C-Fe-Mn合金の製造を可能にしている。さらに,精錬時にマンガンの燃焼がCの酸化を防止し,鋼の組成安定化にも寄与している。

シソーラス用語： 鋼 ,  *マンガン ,  *製鋼 ,  脱酸剤 ,  添加剤 ,  冶金脱硫 ,  *酸化マグネシウム ,  炭素 ,  酸化防止
準シソーラス用語： *黒マグネシア ,  脱硫剤

分類 (1件)： フェロアロイ  (WD01033S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 鋼 ,  たる ,  鉱石 ,  黒 ,  マグネシア ,  マンガン