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J-GLOBAL ID：201402279074411831   整理番号：14A0762526

圧縮破壊下における海氷のフラクタル特性に関する室内試験

INDOOR TESTS ON FRACTAL CHARACTERISTICS OF SEA ICE PRODUCERD BY CRUSHING FAILURE

著者 (3件)： 竹内貴弘 (八戸工業大学 工学部土木建築工学科) ,  木岡信治 ((独)寒地土木研究所 寒冷沿岸域チーム) ,  成田恭一 ((株)丸田組 土木部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 69  号： 2  ページ： I.1192-I.1197 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海岸・海洋構造物に働く氷圧力の寸法依存性は氷圧力Pと貫入面積Aの関係で示され、この説明には幾つかのアプローチがある。その一つにPalmer and Sanderson(1991)のフラクタル理論を適用した明快な説明があるが、この場合に必要とされる海氷の圧縮破壊時のフラクタル次元Dに関しては、系統だったデータの取得が不可欠である。本研究では、海氷圧縮破壊時の氷破片のフラクタル次元Dに関する室内試験を試み、フラクタル次元Dに対するフラクタル性、氷温、密度、および結晶構造の影響を検討した。海氷の圧縮破壊時の氷破片にはフラクタル性があること、結晶構造の違いや密度には影響をあまり受けないこと、氷温の影響が僅かにあること、さらにDは2.16から2.39の範囲内にあったことなどを報告した。(著者抄録)

シソーラス用語： *海氷 ,  *海洋構造物 ,  氷圧 ,  依存性 ,  サイズ効果 ,  *フラクタル ,  フラクタル次元 ,  破壊 ,  温度 ,  密度 ,  結晶構造 ,  屋内試験 ,  砕氷 ,  ふるい分け ,  フラグメント
準シソーラス用語： スケール効果 ,  圧縮破壊 ,  海岸構造物 ,  室内試験 ,  寸法依存性 ,  氷圧力 ,  氷温 ,  氷片

分類 (3件)： 雪氷工学,寒中工事  (RC03000S) ,  海岸工学  (RC13000X) ,  海洋施設  (RC14020A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 圧縮破壊 ,  海氷 ,  フラクタル ,  室内試験