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J-GLOBAL ID:201402279097474130   整理番号:14A0160401

先進的標的型攻撃(APT)に対する多層の防衛

Multi-layered Defense against Advanced Persistent Threats (APT)
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 52-59  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: S0076A  ISSN: 0016-2523  CODEN: FUSTA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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最近,APT攻撃のような悪賢いサイバー攻撃が,企業のシステムに対する脅威となってきた。APT攻撃は,通常,目標に関する手の込んだ予備調査に基づき,特定の目標へのアクセスを得るため,様々な諜報技術を用いる。それ故,そのような悪意のある不正コード(マルウェア)の侵入を含むリスクが大きく増加している。そのような新規のサイバー攻撃に立ち向かうためには,新しいアプローチが必要とされる。新しいアプローチは,早期の検出と回避の技術を用いることにより,サイバー攻撃の損害を減少することを狙っている。富士通研究所は,企業ネットワーク内でマルウェアの初期のスパイ段階からシステムリサーチ段階を通して突破段階までのAPTの各段階に対し,包括的な対抗策を可能にする技術を開発・商用化している。本論文は,このアプローチに基づき,サイバセキュリティに関連する4つの研究活動について述べる。最初に,最初のスパイ段階におけるAPTを予防する入口対策として,本論文は標的eメールに対しクライアントにより実装された対抗策について述べる。次に,人間の挙動特性に対する考察を与えることにより,従業員および組織により実装されたセキュリティ対策を最適化する技術について述べる。さらに,マルウェアが侵入した後の組織のネットワーク対策として,システムリサーチのようなマルウェアにより実行された諜報活動を適切に検出する技術について述べる。終わりに,本論文は,マルウェアが侵入した後の出口制御対策について言及し,これはマルウェアが外部で制御されているサーバと通信する試みを検出する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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データ保護  ,  計算機網 
引用文献 (7件):
  • T. Yoshioka et al.: A Client-side Solution for Protection Against Targeted Email Attacks Using Email Feature Information, IPSJ SIG Technical Report, Vol. 2012-CSEC-58, No. 37, 2012 (in Japanese).
  • Fujitsu Social Science Laboratories: Shield Mail Checker targeted e-mail countermeasure (in Japanese). http://www.ssl.fujitsu.com/products/network/netproducts/shieldmail-ta/
  • Research Report on IT Security Inoculation FY2009, JPCERT Coordination Center, 2011 (in Japanese).
  • T. Terada et al.: Examination of Targeted-Mail Attack Countermeasure based on Risk Perception, IPSJ SIG Technical Report, Vol. 2013-SPT-5, No. 9, 2013 (in Japanese).
  • Y. Unno et al.: Proposal for a method for detecting the intelligence activity of targeted cyber-attack in the internal system, Computer Security Symposium 2012 (CSS2012), 2012 (in Japanese).
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タイトルに関連する用語 (5件):
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