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J-GLOBAL ID：201402279138301172   整理番号：14A0984646

タービン用TBCの特性評価試験方法の規格化の動向

著者 (1件)： 高橋智 (首都大学東京 大学院理工学研究科)
資料名： 溶射技術  (日本溶射学会監修誌)
巻： 34  号： 1  ページ： 75-80  発行年： 2014年08月10日 
JST資料番号： S0111B  ISSN： 0289-422X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球環境保全やエネルギー安定供給の観点から,火力発電用ガスタービンの高効率化と省エネルギー化が進められ,高温部材には遮熱コーティング(TBC)の適用が必要不可欠となっている。こうした背景から,日本はTBCの特性評価試験方法のISO化を進めている。本稿では,この状況を概説するとともに,ISO化活動におけるキーポイントを紹介する。1)TBCの試験方法に関する2件のISO(ISO13123,ISO14188)を制定,熱伝導率決定方法とヤング率測定方法を提案中である。2)ISOルールなどに熟知した規格の専門家が必要である。3)各国の活動体制やキーパーソンをできるだけ調査・分析し賛同国を増やすための戦略的かつ地道な取り組みが必要である。4)標準化と知的財産を組み合わせビジネスツールとして活用する流れが加速しており,持続的競争優位を築くためには国際標準化の積極活用が一層重要である。

シソーラス用語： 火力発電 ,  *ガスタービン ,  *被覆 ,  耐熱合金 ,  *溶射 ,  セラミック被覆 ,  評価試験 ,  標準化 ,  *ISO規格 ,  計測 ,  Young率 ,  スペシャリスト ,  競争力 ,  JIS【規格】 ,  検証 ,  熱機械分析 ,  *遮熱コーティング
準シソーラス用語： *TBC【被覆】 ,  規格化 ,  熱伝導率計測 ,  専門家 ,  実験検証 ,  実機実験 ,  健全性評価

分類 (2件)： 溶射  (WC08030N) ,  金属材料へのセラミック被覆  (YC02050V)

タイトルに関連する用語 (6件)： タービン ,  TBC ,  特性評価 ,  試験方法 ,  規格化 ,  動向