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J-GLOBAL ID：201402279185512564   整理番号：14A0184090

25周年記念論文 バルクヘテロ接合太陽電池 動作機構の理解

25th Anniversary Article: Bulk Heterojunction Solar Cells: Understanding the Mechanism of Operation

著者 (1件)： HEEGER Alan J. (Univ. California, CA, USA)
資料名： Advanced Materials  (Advanced Materials)
巻： 26  号： 1  ページ： 10-27  発行年： 2014年01月08日 
JST資料番号： W0001A  ISSN： 0935-9648  CODEN： ADVMEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バルクヘテロ接合(BHJ)太陽電池の動作機構および材料特性について総説した。光吸収,電荷分離により発生したキャリアの迅速な電極への取込および再結合損失の防止が必要とされる。再結合距離が10nm程度であることからナノ構造の制御が重要である。(1)基本構成を説明し(2)超高速電子移動の発見,(3)自発的相分離によるBHJナノ構造の自己組織化,(4)ナノ構造の透過型電子顕微鏡観察,(5)サブピコ秒過渡吸収による電荷移動の観察,(6)電荷の電極への移動(70%が超高速電荷移動,30%が励起子拡散)と再結合損失(二分子反応)の競合によるフィルファクタ,(7)可溶性小分子によるバルクヘテロ接合太陽電池の作製,(8)不純物のShockley-Read-Hall減衰による性能低下,について説明した。(9)変換効率向上のための戦略として,分子設計またはブレンドによる広いバンドギャップ(1000~1100nm),および微細構造制御による移動度の向上を挙げた。

シソーラス用語： *ヘテロ接合 ,  *太陽電池 ,  特性 ,  *機構 ,  光吸収 ,  電荷分離 ,  キャリア捕獲 ,  再結合 ,  ナノ構造 ,  電子移動 ,  相分離 ,  自己組織化 ,  透過型電子顕微鏡 ,  ピコ秒 ,  電荷移動 ,  励起子 ,  拡散 ,  撮像特性 ,  小分子 ,  不純物 ,  効率 ,  分子設計 ,  調合 ,  バンドギャップ ,  キャリア再結合 ,  材料特性 ,  変換効率 ,  *ヘテロ接合太陽電池 ,  統計モデル ,  モデル
準シソーラス用語： 統計模型 ,  Shockley-Read-Hallモデル ,  サブピコ秒 ,  *バルクヘテロ接合 ,  フィルファクタ ,  ブレンド

分類 (4件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  光化学一般  (CB08010U) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  固-固界面  (CB12060M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 論文 ,  バルクヘテロ接合太陽電池 ,  理解