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J-GLOBAL ID：201402279397258021   整理番号：14A0509356

新潟県産ホンダワラ類5種の成長と生残に及ぼす温度の影響

著者 (1件)： 馬場将輔 (海洋生物環境研 中研)
資料名： 海洋生物環境研究所研究報告  (Report of Marine Ecology Research Institute)
号： 19  ページ： 53-61  発行年： 2014年03月 
JST資料番号： J0013A  ISSN： 1342-5676  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新潟県産ホンダワラ類5種の主枝(成体)について,成長と生残に及ぼす温度の影響を室内培養により調べた。30日間の培養による主枝の成長適温はジョロモクとヤツマタモクが14~23°C,ヨレモクが17~20°C,イソモクとマメタワラが17~23°Cであった。10日間の温度接触による主枝の生育上限温度はイソモクとジョロモクが30°C,ヨレモクが31°C,ヤツマタモクとマメタワラが32°Cであった。ホンダワラ類の成長適温と生育上限温度ついて,本研究の結果と既往知見をもとに,各種の地理的分布との関連により概観した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ホンダワラ科 ,  植物 ,  枝 ,  成体 ,  地理的分布 ,  *温度 ,  *成長 ,  *ホンダワラ属 ,  主枝 ,  *成長温度 ,  褐藻綱 ,  *隠花植物 ,  藻類
準シソーラス用語： 褐藻類 ,  ジョロモク属 ,  成長適温 ,  *生育 ,  生育上限温度

分類 (1件)： 植物に対する影響  (EE04030Z)

引用文献 (41件)：

• 馬場将輔(2007).ホンダワラ類8種の初期成長に及ぼす温度と光量の影響.海生研研報,No. 10,9-20.
• 馬場将輔(2011a).オオバモクとウミトラノオの成長と生残に及ぼす温度の影響.海生研研報, No.14,1-8.
• 馬場将輔(2011b).ホンダワラ類8種の発芽体の高温耐性.海生研研報,No.14,25-28.
• Bartsch, I., Wiencke, C. and Laepple, T. (2012) . Global seaweed biogeography under a changing climate: the prospected effects of temperature. In ′′Seaweed Biology′′ (eds. Wiencke, C. and Bischof, K.), Ecological Studies 219, Springer-Verlag, Berlin, Heidelberg, 383-406.
• Breeman, A.M. (1988) . Relative importance of temperature and other factors in determining geographic boundaries of seaweeds: experimental and phenological evidence. Helgol. Meeresunters, 42, 199-241.

タイトルに関連する用語 (4件)： 新潟 ,  ホンダワラ ,  成長 ,  生残