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J-GLOBAL ID:201402279403291540   整理番号:14A1104059

汚染フライアッシュ中の安定及び放射性セシウムのナノ金属性Ca/CaO懸濁液による選択的除去と固定

Preferential removal and immobilization of stable and radioactive cesium in contaminated fly ash with nanometallic Ca/CaO methanol suspension
著者 (5件):
資料名:
巻: 279  ページ: 52-59  発行年: 2014年08月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ナノ金属性Ca/CaO懸濁液の,汚染フライアッシュ中の安定(133Cs)及び放射性セシウム化学種(134Cs及び137Cs)に対する除去能及び/或いは固定能を調査した。最初のメタノール洗浄及び二番目の水洗では,133Cs除去率は僅か45%であったが,最初のメタノール洗浄後,二番目にナノ金属性Ca/CaOメタノール懸濁液を溶剤として用いた場合は,133Csの約99%の同時高度除去/固定が可能であった。SEM-EDS解析によって,フライアッシュ表面の検出可能133Csの重量百分率は,100%減を記録した。福島の燃焼廃棄物由来の放射性セシウム汚染フライアッシュ実物(14,040Bqkg-1134Cs及び137Cs初期累積濃度を含む)の場合,ナノ金属性Ca/CaOメタノール懸濁液処理後には3583Bqkg-1に低下した。処理済みフライアッシュを対象とする溶出試験では,溶出液中100BqL-1134Cs及び137Cs濃度の結果であった。更に,134Cs及び137Csのアッシュ含量及び溶出液濃度,双方とも日本環境省基準値,それぞれ8000Bqkg-1及び150BqL-1を著しく下回った。本研究の結果は,ナノ金属性Ca/CaOメタノール懸濁液が,放射性セシウム汚染フライアッシュ修復用の高い潜在力を有する修復剤であることを示唆している。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  産業廃棄物処理  ,  放射性廃棄物 

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