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J-GLOBAL ID：201402279486806318   整理番号：14A0084593

ハイドロゲル上への単一壁カーボンナノチューブのpH-と溶質-依存吸着:金属/半導体分離への機構的洞察

pH- and Solute-Dependent Adsorption of Single-Wall Carbon Nanotubes onto Hydrogels: Mechanistic Insights into the Metal/Semiconductor Separation

著者 (4件)： HIRANO Atsushi (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol.(AIST), Ibaraki, JPN) ,  TANAKA Takeshi (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol.(AIST), Ibaraki, JPN) ,  URABE Yasuko (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol.(AIST), Ibaraki, JPN) ,  KATAURA Hiromichi (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol.(AIST), Ibaraki, JPN)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 7  号： 11  ページ： 10285-10295  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アガロースゲルとSephacryl(アリルデキストランとメチレンビスアクリルアミドからなる樹脂)ハイドロゲル上に吸着された平衡状態の金属型と半導体型SWCNTsの量について280nmでのSWCNTの吸光度を測定した。その測定は様々なpH値あるいはNaClあるいはCsClの様な塩の濃度を変えて行った。SWCNTsの吸着率は酸性pH条件で減少し,その依存性は金属型/半導体型により異なっており,SWCNTsバンド構造に依存した酸化に関連付けられた。その酸化のメカニズムを提案し,SWCNTs上のSDSの濃縮とそれが及ぼすSWCNTsとハイドロゲル間の相互作用について考察した。又pHが~12.5あるいは塩の存在は対イオンに依る静電遮蔽効果についても考察した。このハイドロゲルからのSWCNTsの脱着について尿素の添加効果についても議論した。結論としてこのハイドロゲルを用いた金属型/半導体型SWCNTsの分離はこのバンド構造に依存したSWCNTs上のSDSのコンフォメーションの変化で説明された。

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  ナノチューブ ,  半導体 ,  カーボンナノチューブ ,  金属 ,  *ヒドロゲル ,  *分離 ,  化学吸着 ,  ゲル ,  度 ,  pH依存性 ,  塩化ナトリウム ,  塩化セシウム ,  濃度依存性 ,  *バンド構造 ,  相互作用 ,  静電遮蔽 ,  静電相互作用 ,  ウレア化合物 ,  吸光度 ,  界面相互作用 ,  金属カーボンナノチューブ ,  半導体カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： アガロースゲル ,  *吸着分離 ,  半導体ナノチューブ

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (6件)： ハイドロゲル ,  単一壁カーボンナノチューブ ,  pH ,  溶質 ,  吸着 ,  洞察